以下の順番で各種サービスを起動します。
SystemWalker/OperationMGR 5.0以降がインストールされている場合
SystemWalker/OperationMGRを起動します。
syslog連携機能を有効にする
別のコンピュータへバージョンアップする場合に必要な手順です。
Systemwalker Centric Managerのデーモンの起動
各種サービスの起動手順は、以下のとおりです。
SystemWalker/OperationMGRの起動
SystemWalker/OperationMGR 5.0以降がインストールされている場合は、SystemWalker/OperationMGRを起動します。
/opt/systemwalker/bin/soperationmgr
soperationmgrコマンドの詳細については、Systemwalker Operation Managerのマニュアルを参照してください。
syslog連携機能の設定
syslog連携機能を以下の手順で有効にします。
以下のコマンドにより、syslog連携機能を起動します。
/opt/systemwalker/bin/stropasyslog
監視を行うため、syslogdまたはrsyslogdにsyslog連携機能が起動したことを通知してください。
【Red Hat Enterprise Linux 6.3 以降】
rsyslogサービスを再起動します。
Red Hat Enterprise Linux 6の場合
service rsyslog restart
Red Hat Enterprise Linux 7以降の場合
systemctl restart rsyslog
【Red Hat Enterprise Linux 6.0/Red Hat Enterprise Linux 6.1/Red Hat Enterprise Linux 6.2】
以下のように、rsyslogdに対してHUPシグナルを送ります。
ps -ef | grep rsyslogd kill -HUP <上記で求めたプロセスID>
【上記以外のLinux/Solaris 9以前のSolaris/Solaris 10以降でzoneを作成していない場合】
以下のように、syslogdに対してHUPシグナルを送ります。
# ps -ef | grep syslogd # kill -HUP <上記で求めたプロセスID>
【Solaris 10以降でzoneを作成している場合】
syslog連携機能を起動したzoneのsyslogdをzone名で特定し、HUPシグナルを送ります。
なお、ログインしているzoneのzone名は、「/usr/bin/zonename」コマンドで確認できます。
# ps -Zef | grep syslogd | grep `/usr/bin/zonename` # kill -HUP <上記で求めたプロセスID>
注意
syslog連携機能停止中のメッセージについての注意事項
syslogdまたはrsyslogdの再起動を行った場合、syslogdまたはrsyslogdが停止している間に発生したメッセージはsyslogdまたはrsyslogdで処理されない場合があります。
また、syslog連携機能を停止している間に、syslogdまたはrsyslogdとの接続が切断されたことをあらわすメッセージが出力される場合があります。上記手順を行うことで復旧しますので、そのメッセージは無視してください。
Systemwalker Centric Managerのデーモンの起動
以下のコマンドにより、Systemwalker Centric Managerのデーモンを起動します。
/opt/systemwalker/bin/scentricmgr
scentricmgr(サービス/デーモンの起動コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。