この作業は、同一のコンピュータへバージョンアップする場合にだけ、必要な作業です。
移行システムに、すでにSystemwalker Centric Managerの運用環境が作成されている場合は、その運用環境を削除してください。
運用管理サーバの運用環境を削除する方法については、移行元の“Systemwalker Centric Manager導入手引書”を参照してください。
インベントリデータベースに他社データベースを利用していた場合
V10.0L10以降で、インベントリデータベースに他社データベースを利用していた場合は、運用管理サーバの運用環境を削除する前に、以下のコマンドを実行してインベントリデータベースを削除してください。
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpcompsv\cmpsetdb.exe
Symfowareを利用していた場合
[コントロールパネル]の[アプリケーションの追加と削除]/[プログラムの追加と削除]/[プログラムと機能]から、以下のSymfowareをアンインストールしてください。
Symfoware Server
Symfoware Serverクライアント機能
ただし、他製品でSymfowareを使用している場合、アンインストールを行うと動作に影響がでます。Symfowareを使用している製品のマニュアルを参照し、影響を確認してください。
他製品に影響がある場合は、すでにインストールされているSymfowareを、バージョンアップ後のSystemwalker Centric Managerで使用することができます。その場合、Symfowareをアンインストールせずに、次の手順に進んでください。
なお、すでにインストールされているSymfowareをSystemwalker Centric Managerが使用可能かどうかは、“Systemwalker Centric Manager Interstage, Symfoware, ObjectDirectorとの共存ガイド”の“同一コンピュータで共存する場合に注意が必要な製品”を参照してください。
リモート操作をインストールしている場合
リモート操作をインストールしている場合、OSも一緒にアップグレードする場合に限り、必ず以下の手順でアップグレードしてください。この手順を行わない場合、リモート操作とOSの間で不整合が発生し、リモート操作またはOSが機能しなくなる場合があります。OSをアップグレードしない場合は、本手順を行う必要はありません。
リモート操作をアンインストールします。
[コントロールパネル]の[アプリケーションの追加と削除]/[プログラムの追加と削除]/[プログラムと機能]から[LiveHelp Client]または[LiveHelp Expert]を選択して、リモート操作クライアントまたはリモート操作エキスパートをアンインストールします。
システムを再起動します。