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Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド
FUJITSU Software

2.3.5 運用環境の削除

この作業は、同一のコンピュータへバージョンアップする場合にだけ、必要な作業です。

移行システムに、すでにSystemwalker Centric Managerの運用環境が作成されている場合は、その運用環境を削除してください。

運用管理サーバの運用環境を削除する方法については、移行元の“Systemwalker Centric Manager導入手引書”を参照してください。

インベントリデータベースに他社データベースを利用していた場合

V10.0L10以降で、インベントリデータベースに他社データベースを利用していた場合は、運用管理サーバの運用環境を削除する前に、以下のコマンドを実行してインベントリデータベースを削除してください。

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpcompsv\cmpsetdb.exe

Symfowareを利用していた場合

[コントロールパネル]の[アプリケーションの追加と削除]/[プログラムの追加と削除]/[プログラムと機能]から、以下のSymfowareをアンインストールしてください。

ただし、他製品でSymfowareを使用している場合、アンインストールを行うと動作に影響がでます。Symfowareを使用している製品のマニュアルを参照し、影響を確認してください。

他製品に影響がある場合は、すでにインストールされているSymfowareを、バージョンアップ後のSystemwalker Centric Managerで使用することができます。その場合、Symfowareをアンインストールせずに、次の手順に進んでください。

なお、すでにインストールされているSymfowareをSystemwalker Centric Managerが使用可能かどうかは、“Systemwalker Centric Manager Interstage, Symfoware, ObjectDirectorとの共存ガイド”の“同一コンピュータで共存する場合に注意が必要な製品”を参照してください。

リモート操作をインストールしている場合

リモート操作をインストールしている場合、OSも一緒にアップグレードする場合に限り、必ず以下の手順でアップグレードしてください。この手順を行わない場合、リモート操作とOSの間で不整合が発生し、リモート操作またはOSが機能しなくなる場合があります。OSをアップグレードしない場合は、本手順を行う必要はありません。

  1. リモート操作をアンインストールします。

    [コントロールパネル]の[アプリケーションの追加と削除]/[プログラムの追加と削除]/[プログラムと機能]から[LiveHelp Client]または[LiveHelp Expert]を選択して、リモート操作クライアントまたはリモート操作エキスパートをアンインストールします。

  2. システムを再起動します。