ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Centric Manager 使用手引書 セキュリティ編
FUJITSU Software

6.2 監査ログを分析する

システムが運用ルールに従って問題なく運用されていることを確認・証明するためには、システム運用全体の詳細な分析が必要です。システム全体の運用状態を確認するためには、システム上に存在する監査ログを収集・分析する必要があります。

監査ログを分析することにより、システム運用の正当性を証明することができ、また、問題発生時の原因究明やその後の対策を実施できます。

監査ログを分析する際の問題点

監査ログを分析するには、さまざまなフォーマットの監査ログを調査・分析する必要があります。

監査ログはさまざまなフォーマットがあるため、監査ログを調査するには非常に手間がかかります。

Systemwalker Centric Managerが提供するソリューション

Systemwalker Centric Managerでは、監査ログを分析するために、以下の機能を提供しています。

運用形態

監査ログ分析機能を使用する場合の運用形態について説明します。

監査ログ分析機能は、Systemwalker Centric Manager の運用管理サーバおよび運用管理クライアントにインストールします。監査ログの集計・分析は、運用管理サーバで行います。検索・集計の対象とする監査ログは、監査ログ管理機能により運用管理サーバに収集された監査ログです。

Systemwalker Centric Managerで提供するテンプレートの中で、以下について監査ログをどう活用すればよいかを、運用面から説明します。

それぞれの運用に沿った具体的な監査ログの集計・検索方法については、“セキュリティを強化するにはどのような運用をしたらよいか”および“セキュリティを強化するためのSystemwalkerの設定”で説明します。機能の説明や設定手順の詳細は、“監査ログを管理する”で説明します。