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Enterprise Postgres 14 SP1 スケールアウト運用ガイド
FUJITSU Software

A.7 CREATE PGXNODE -- 新しいノードを定義する

概要

CREATE PGXNODE [ IF NOT EXISTS ] server_name FOREIGN DATA WRAPPER postgres_scaleout_fdw
   [ OPTIONS ( option 'value' [, ... ] ) ]

説明

外部データラッパーにpostgres_scaleout_fdwを指定し、中央管理ノードにデータノードを登録します。

スケールアウトでは、外部データラッパーにpostgres_scaleout_fdwを指定して作成したノードを、データノードとして扱います。

postgres_scaleout_fdwの外部データラッパーオプション

postgres_scaleout_fdwは、postgres_fdwを拡張し、スケールアウトに必要な機能を追加した外部データラッパーです。postgres_scaleout_fdwはinitdbコマンド実行時に自動でインストールされます。

optionで指定可能なオプションには、以下に記載しているものを除き、postgres_fdwと同一のオプションを使用することができます。

  • データノードとの通信には、Connection Managerを使用するため、hostにはlocalhost、portにはconmgrプロセスのポート番号を指定してください。

  • dbnameは指定できません。中央管理ノードで接続しているデータベースに自動的に接続されます。

  • fallback_application_nameは、postgres_scaleout_fdwに設定されます。

  • application_nameにエスケープシーケンスを指定できます。詳細は、“postgres_scaleout_fdw.application_name”を参照してください。application_nameとpostgres_scaleout_fdw.application_nameパラメータの両方が指定された場合、postgres_scaleout_fdw.application_nameパラメータが使用されます。

なお、postgres_scaleout_fdwは、PGXNODEに対してのみ利用できる外部データラッパ―です。外部サーバに対しては利用できません。

注意

非スケールアウトのインスタンスでは、CREATE PGXNODEを実行すると、代わりにCREATE SERVERが実行されますが、その使用方法はサポートしていません