Scale out Controllerは、以下の役割を持つコンポーネントから構成されています。
Scale out Controllerは、Connection ManagerとMirroring Controllerの機能を利用してクラスタに対する機能を提供しています。Scale out Controllerを用いてシステムを構築する場合は、Connection ManagerとMirroring Controllerを利用する必要があります。
Mirroring Controller
ノードのプライマリサーバとスタンバイサーバを切り替えます。また、データベースサーバとConnection Managerの生死監視をします。
Mirroring Controller裁定プロセス(以降、裁定プロセスと呼びます)
プライマリサーバとスタンバイサーバが相互の状態を正確に把握できない場合、第三者として異常なデータベースを隔離します。
Scale out Controllerプロセス
裁定プロセスと連携し、中央管理ノード、またはデータノードのプライマリサーバとスタンバイサーバを切り替えます。
Connection Manager
ノード間のネットワークを監視し、その情報をMirroring Controllerと連携します。
以下に簡単な構成イメージを示します。