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Enterprise Postgres 14 SP1 導入ガイド(サーバアシスタント編)
FUJITSU Software

2.2.2 対話形式でのインストール

以下の手順でインストールしてください。

注意

入力値には以下の文字が使用できます。

[a-zA-Z0-9]、-、,および/

ポイント

対話形式のインストールでは、インストール情報のデフォルト値が設定されています。新規インストールまたはマルチバージョンインストールの場合、以下のインストール情報の設定内容が変更できます。

  • インストール先

1. プログラムの停止

インストール方法が以下の場合、プログラムの停止が必要です。

インストールを開始する前に以下を停止してください。

2. DVDドライブのマウント

“サーバアシスタントプログラム”のDVDを、DVDドライブにセットし、以下のコマンドを実行します。

# mount -t iso9660 -r -o loop /dev/dvd /media/dvd

/dev/dvdは、DVDドライブのデバイス名です。環境により異なりますので確認してください。

/media/dvdは、DVDをマウントするマウントポイント名です。必要に応じて作成してください。

注意

自動マウントデーモン(autofs)によるDVDの自動マウントを行った場合、マウントオプションにnoexecが設定されるため、インストーラの起動に失敗する場合があります。この場合、mountコマンドでDVDを適切に再マウントしてからインストールを実行してください。なお、マウントされているDVDのマウントオプションについては、mountコマンドを引数なしで実行することで確認できます。

3. インストールの実行

以下のコマンドを実行します。

# cd /media/dvd
# ./install.sh

/media/dvdは、DVDをマウントしたマウントポイント名です。

4. インストール製品の選択

インストール対象製品の一覧が表示されます。
インストールする製品の番号、または、“all”を入力してリターンキーを押します。

参考

選択した製品がインストールされている場合は、再インストールまたはマルチバージョンインストールを選択する画面が製品ごとに表示されます。表示された画面に従って、インストール方法を選択してください。

5.インストール情報の確認

インストール情報の確認画面が表示されます。
[y]を入力してリターンキーを押すと、インストールが開始されます。
設定内容を変更する場合は、[c]を入力してリターンキーを押し、設定内容を変更します。なお、変更可能な情報がない場合は、選択肢[c]は表示されません。

6.変更後のインストール情報の確認

設定内容を変更した場合、変更後のインストール情報が表示されます。
[y]を入力してリターンキーを押すと、インストールが開始されます。
再度、設定内容を変更する場合は、[c]を入力してリターンキーを押します。

7.インストール完了

インストールが終了すると、インストールの処理結果を示すメッセージが表示されます。
インストール処理が正常に終了した場合は、以下のようなメッセージが表示されます。

インストールが正常終了しました。

注意

インストール中にエラーが発生していた場合は、エラーメッセージを読んで原因を取り除いてから、再度、install.shコマンドを実行してください。