以下の手順でWebAdminをセットアップしてください。
スーパーユーザーへの変更
システム上でスーパーユーザーになります。
$ su - Password:******
WebAdminのセットアップ
WebAdminのセットアップをします。
WebAdminが “/opt/fsepv<x>webadmin”にインストールされている場合
# cd /opt/fsepv<x>webadmin/sbin
# ./WebAdminSetup
ポート番号の指定
WebAdminで使用する以下のポート番号を指定します。
/etc/servicesファイルを参照し、他のサービスのポート番号と重複した場合に限り、別の番号に変更してください。
なお、Webサーバのポート番号は、WebAdmin画面の起動の際に必要なので書き留めておいてください。
項目 | 値(推奨値) |
---|---|
Webサーバのポート番号 | 27515 |
WebAdminの内部ポート番号 | 27516 |
WebAdminの自動起動 | y |
WebブラウザとWebサーバ間の通信に利用するためのポート番号を1024~32767までの数値で指定します。
Webサーバのポート番号は、/etc/servicesファイルに以下のサービス名のポート番号として登録されます。
fsep_140_WA_64_WebAdmin_Port1
WebサーバとWebAdmin実行環境間の通信に利用するためのポート番号を1024~32767までの数値で指定します。
WebAdminの内部ポート番号は、/etc/servicesファイルに以下のサービス名のポート番号として登録されます。
fsep_140_WA_64_WebAdmin_Port2
注意
未使用のポート番号
OSや他の製品において、/etc/servicesファイルの記述に関係なく、未使用のポート番号を自動採番してポート番号を使用する、または、製品内の環境ファイルで指定したポート番号を使用することがあります。OSや他の製品が使用するポート番号を調査し、それらのポート番号を使用しないようにしてください。
アクセス制限
ファイアウォール製品やルータ機器のパケットフィルタリング機能を利用し、サーバのIPアドレスおよび設定した各ポート番号へのアクセスを制限することにより、不正アクセスを防ぎ、セキュリティを確保してください。
ポートのアクセス許可
ファイアウォールなどでポートが塞がれている(アクセス許可されていない)場合は、使用するポートに対し、アクセスできるように許可してください。ポートを開ける(アクセス許可を与える)方法については、ご使用のベンダーのドキュメントを参照してください。
なお、ポートを開ける際には、十分セキュリティ上のリスクを考慮してください。
ポート番号の変更
WebAdminを複数サーバモードで使用しているときは、インスタンスを作成したあとにWebAdminのポート番号を変更しないことをお薦めします。これは、ポート番号が変更されたあとは、作成されたインスタンスにWebAdminからアクセスできない場合があるからです。