保護支援対象のデータを処理します。
記述形式を示します。
【Windows版】の場合
int __cdecl DecodeProc( unsigned char *srcp, unsigned char *dstp, unsigned int dstsize, unsigned int mode, void *preserve, unsigned int reserve)
【Linux for Intel64版】の場合
int DecodeProc( unsigned char *srcp, unsigned char *dstp, unsigned int dstsize, unsigned int mode, void *preserve, unsigned int reserve)
入力文字列へのポインタを指定します。
出力域のポインタを指定します。
出力域サイズ(バイト単位)を指定します。
List Creatorで出力方法を判定して以下の処理モードを設定します。
印刷、FAX送信
上記以外(OWFファイル生成、PDFファイル保存、Excelファイル出力、TIFF出力、電子保存)
将来拡張用(NULL)
将来拡張用(0)
復帰値を示します。
復帰値 | 意味 |
---|---|
0 | 保護支援関数が正常終了しました。 |
負の値 | 保護支援関数が異常終了しました。(*1) |
*1:印字データの保護支援のライブラリ作成元で規定して利用してください。
保護支援関数で問題が発生した場合に、印字データの保護支援のライブラリ作成元での調査情報として利用する
ことを目的としています。
印字データの保護支援のライブラリでは、第4引数(mode)の情報から保護支援処理の制御を行ってください。
保護支援関数が正常に行われた場合、出力域のデータの最終にNULL文字('\0')を設定し、通知してください。
出力域に指定するテキスト項目の文字列の文字コードは、以下のように入力データの文字コード系で指定してください。
prprintコマンドの-indatacodeオプションに「SJIS」を指定した場合、Shift-JIS
環境設定画面で[全般]タブの「文字コード系」に「Shift-JIS」を指定した場合、Shift-JIS
上記以外を指定した場合、UNICODE(UTF8)
環境変数LANGで指定した文字コード系
保護支援関数をエントリポイントとするライブラリ名については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”を参照してください。