Interstage List Creator V11.0.0 アプリケーション作成ガイド

6.7.2 文字コード系に関する注意事項

.NETインタフェースを使用する場合、List Creatorの運用形態に合わせて文字コード系の設定を行ってください。

●FormsクラスのpushRecordメソッドを使用して入力データを指定する場合

FormsクラスのpushRecordメソッドを使用して入力データを指定する場合は、以下の点に注意してください。

• 入力データは、DataCodeプロパティ で指定した文字コードに変換されます。文字コードの変換時に縮退が発生することがあります。

以下に、Formsクラスを使用して入力データを指定する場合の使用可能な文字コード系を示します。

表6.57 .NETインタフェースの指定文字コード系（Formsクラスの場合）

プロパティ	出力先で扱える文字コード（運用形態別）
	ローカル 帳票出力	OWF ファイル 生成	コネクタ連携 （帳票出力サーバ別）
			Windows	UNIX系OS
DataCode	Shift-JIS、 UTF8	Shift-JIS UTF8	Shift-JIS UTF8	Shift-JIS UTF8

UTF8：UNICODE（UTF8）

●FormsFileクラスを使用して入力データを指定する場合

FormsFileクラスを使用して入力データを指定する場合は、データファイルは、DataCodeプロパティで指定した文字コード系で記述してください。

以下に、FormsFileクラスを使用して入力データを指定する場合の使用可能な文字コード系を示します。

表6.58 .NETインタフェースの指定文字コード系（FormsFileクラスの場合）

プロパティ	出力先で扱える文字コード（運用形態別）
	ローカル 帳票出力	OWF ファイル 生成	コネクタ連携 （帳票出力サーバ別）
			Windows	UNIX系OS
DataCode (*1)	Shift-JIS Unicode (*2)	Shift-JIS Unicode	Shift-JIS Unicode (*2)	Shift-JIS UTF8

UTF8：UNICODE（UTF8）

*1：
XMLデータを指定する場合、データの文字コードにかかわらず、必ずShift-JISを指定してください。

*2：
XMLファイルを指定して出力を行う場合、文字コードは指定する必要はありません。