入力データがUNICODE(UTF16)コード系の場合、以下の点に留意して帳票および入力データを設計してください。
●帳票設計時
項目長は、日本語文字(半角カタカナを含む)は1文字3バイト、半角英数字は1文字1バイトで計算して項目長を指定してください。日本語文字と半角文字が混在するため、指定する項目長が分からない場合は、文字数×3の長さを指定してください。
項目長が短い場合、文字列が途中で切れて出力される場合があります。
CASE条件出力の条件、拡張定義の明細の条件に半角円記号「\」、半角上付き線「 ̄」を指定した場合、入力データの半角円記号(0x00A5)、半角上付き線(0x00AF)と条件判定をすることはできません。
CASE条件出力の条件、拡張定義の明細の条件に指定した半角円記号「\」、半角上付き線「 ̄」は、入力データの半角バックスラッシュ(0x005C)、半角チルダ(0x007E)と比較されてしまいます。
●入力データ設計時
入力データ中にNULL値(0x0000)は指定できません。
入力データ形式が「固定長」で、区切り文字に「区切り文字あり」を指定した場合、入力データ中の区切り文字には、文字コードが0x007F以下の文字を指定してください。
入力データ形式が「可変長」で、区切り文字に任意の文字を指定する場合、文字コードが0x007F以下の文字を指定してください。
入力データ形式が「CSV形式」、「可変長」、または「固定長」で、文字コード系がUNICODE(UTF16)の入力データを作成する場合、先頭にBOM(Byte Order Mark)を付けないでください。
BOM:0xFFFE(リトルエンディアン)、0xFEFF(ビッグエンディアン)