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Interstage List Creator V11.0.0 帳票設計編
FUJITSU Software

D.1.7 データ定義に誤りがある場合の動作について

データ定義画面、またはデータ定義の編集画面で[OK]ボタンをクリックしたとき、定義内容に誤りがあると警告メッセージが表示されますが、定義内容に誤りがある状態で帳票を保存することはできます。

ただし、データ定義に誤りがある状態のままで帳票を出力すると、帳票が出力されないなどのエラーが発生します。

データ定義に誤りがある状態で帳票を保存しないようにするには、以下の環境設定を行ってから帳票を定義してください。

設定方法

データ定義画面において、定義内容に誤りがある状態で帳票の保存を可能とするかどうかは、PrSetDefChkMode コマンドで設定します。

記述形式

設定を変更する場合
PrSetDefChkMode -s エラー通知指定
設定の情報を表示する場合
PrSetDefChkMode -l

説明

設定を変更する場合
-s エラー通知指定

データ定義画面の定義チェックで、定義内容に誤りがあった場合に、保存できないようにするかどうかを指定します。

以下のいずれかの値を指定できます。

E:

「エラー」として通知し、誤りがある状態では帳票を保存できません。

W:

「警告」として通知し、誤りがある状態で帳票を保存できます。(初期値)

なお、List Creator インストール直後(初期値)は「W」が設定されています。

設定の情報を表示する場合
-l

このコマンドで設定した環境設定の情報を表示する場合に指定します。

注意

ポイント

  • 「管理者:コマンド プロンプト」を起動するには、[スタート]メニューから[コマンドプロンプト]を選択する場合に、右クリックして表示されるコンテキストメニューから、「管理者として実行」を選択します。

  • ビルドインAdministratorにて実行した場合は「管理者として実行」を選択しなくても、環境設定の変更を行うことができます。