イメージファイルから透過色を指定する場合は、以下の点に注意してください。
出力できるイメージデータは、RGBでカラーを表現している2色のイメージデータで、以下の形式のみサポートしています。
ビットマップデータ
TIFFデータ
PNGデータ
未サポートのイメージデータを使用した場合は、帳票出力時にエラーが発生する、または透過がされないなどの現象が発生します。
組込みメディア項目に透過を指定した帳票を印刷する場合は、以下の点に注意してください。
モノクロプリンタの場合、出力するプリンタによって、メディアの色が認識できない(色が白に近い場合は白、黒に近い場合は黒として扱う)ことがあります。そのため、意図した描画結果にならないことがあります。当現象を回避するには、以下を行ってください。
使用するイメージをモノクロにする
モノクロプリンタをカラープリンタに変更する
モノクロプリンタの場合、出力するプリンタによっては、イメージが欠ける、描画品質が落ちる(粗くなる)など、完全に出力されない現象が発生する場合があります。当現象を回避するには、以下を行ってください。
プリンタの解像度を上げる
帳票出力情報ファイル(または、帳票出力環境設定ファイル)のSTAMPTYPE(画像の透過出力描画指定)により描画方法を切り替える
詳細については、オンラインマニュアル“ 環境設定・帳票運用編”を参照してください。
出力するプリンタによって、描画品質が異なるため、実際の運用を行う前に正しく描画されることを確認してから使用してください。