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Interstage List Creator V11.0.0 帳票設計編
FUJITSU Software

B.6.6 スタンプなどのイメージデータを透過で出力したい

スタンプなどのイメージデータを透過で出力する方法について説明します。

図B.1 スタンプを透過で出力する例)

=操作手順=
  1. 帳票様式定義画面で、「項目A」を組込みメディア項目として定義します。

  2. データ定義画面の[データ定義]タブで、「項目A」のオペランドに「MEDIA-メディアデータの種類」を指定します。

  3. 「項目A」のプロパティの[透過]タブを選択し、「透過色を指定する」チェックボックスをチェックします。

  4. 透過色を指定するか、イメージの表示色から取得します。

    注意

    • イメージデータを透過する場合、RGBでカラー表現している2色のビットマップデータ、TIFFデータ、またはPNGデータのみをサポートしています。

    • OLE2オブジェクト、およびJPEGデータの透過は無効になります。

    • PNGデータ自体に指定されている透過色は無効になります。

    • JPEGデータの透過は、画像が劣化し、意図した出力結果にならない場合があります。

    • イメージの表示色から取得する場合は、ディスプレイの色数を24ビットフルカラー以上にしてください。

    • 「イメージの表示色を取得」では、画面に表示されている色を取得します。そのため、画面の色や表示するアプリケーションによっては、実際の色とは異なった色が取得される場合があります。