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Interstage List Creator V11.0.0 帳票設計編
FUJITSU Software

B.4.16 最後に一度だけ総合計を出力したい(入力データ終了のBREAK条件

この方法は、集計表形式およびフリーフレーム形式で使用できます。

ここでは、集計表形式の売上集計表で、最後に総合計を計算して出力する方法を例に説明します。

=操作手順=
  1. 帳票様式定義画面で、「製品名」、および「金額」を定義します。「金額」は数字項目として定義します。

  2. 帳票様式定義画面で、制御脚書きパーティションを定義し(CF1)、数字項目として「合計」を定義します。

  3. データ定義画面の[データ定義]タブで、「合計」のオペランドに「SUM(金額)」を指定します。

    ⇒合計を計算します。

  4. データ定義画面の[拡張定義]タブで、「DETAIL」段落を追加し、「COMPUTE  合計」を記述します。

    ⇒1明細出力するたびに「合計」に「金額」を加算します。

  5. データ定義画面の[拡張定義]タブで、「CNTL-FOOT」段落を追加し、「$EOD」と2.で定義した制御脚書きパーティション名(CF1)を記述します。

    ⇒入力データが終わったタイミングで制御脚書きパーティション(CF1)を出力します。

例)

[データ定義]タブ

データ項目名

オペランド

製品名

金額

合計

SUM(金額)

[拡張定義]タブ
DETAIL  
COMPUTE 合計
CNTL-FOOT $EOD CF1

ポイント

  • 「合計」はプログラムが自動計算して出力するので、入力データは必要ありません。

  • SUM関数を指定する項目は、[データ定義]タブで、BREAKを指定した項目よりも後ろに並べます。