この方法は、集計表形式およびフリーフレーム形式で使用できます。
ここでは、集計表形式の売上集計表で、最後に総合計を計算して出力する方法を例に説明します。
帳票様式定義画面で、「製品名」、および「金額」を定義します。「金額」は数字項目として定義します。
帳票様式定義画面で、制御脚書きパーティションを定義し(CF1)、数字項目として「合計」を定義します。
データ定義画面の[データ定義]タブで、「合計」のオペランドに「SUM(金額)」を指定します。
⇒合計を計算します。
データ定義画面の[拡張定義]タブで、「DETAIL」段落を追加し、「COMPUTE 合計」を記述します。
⇒1明細出力するたびに「合計」に「金額」を加算します。
データ定義画面の[拡張定義]タブで、「CNTL-FOOT」段落を追加し、「$EOD」と2.で定義した制御脚書きパーティション名(CF1)を記述します。
⇒入力データが終わったタイミングで制御脚書きパーティション(CF1)を出力します。
例)
データ項目名 | オペランド |
---|---|
製品名 | |
金額 | |
合計 | SUM(金額) |
DETAIL COMPUTE 合計 CNTL-FOOT $EOD CF1
ポイント
「合計」はプログラムが自動計算して出力するので、入力データは必要ありません。
SUM関数を指定する項目は、[データ定義]タブで、BREAKを指定した項目よりも後ろに並べます。