ここでは、List Creator V10.6.0からList Creator V11.0.0への機能追加について説明します。
Webブラウザ
Web手元印刷機能で、Google ChromeおよびMicrosoft Edgeを利用できるようになりました。
Webプラグインで印刷時に出力可能なページ数を9,999,999ページに拡張しました。
PDF手元非表示印刷機能で、Microsoft Edgeに対応しました。
パブリッククラウドサービスへの対応
仮想サーバに加えて負荷分散に対応しました。対象となるパブリッククラウドサービスは以下のとおりです。なお、記載されているパブリッククラウドサービスについては、2021年2月時点での情報となります。
Elastic Load Balancing (*1)
*1:
Network Load Balancer、Classic Load Balancerが対象です。
Azure Load Balancer
ロードバランサーサービス (*2)
*2:
東日本リージョン1、東日本リージョン2、西日本リージョン1、西日本リージョン2のロードバランサーサービス、および東日本リージョン3、西日本リージョン3のロードバランサーサービス(lbaas)が対象です。
詳細については、“ソフトウェア説明書”を参照してください。
Red Hat OpenShiftへの対応
Red Hat OpenShift上で動作させる手順などを説明した、以下のドキュメントを製品に添付しました。
Red Hat OpenShift上での動作手順書
帳票出力
PDF文書情報ファイルで、以下の機能が指定できるようになりました。
オーバレイ文字出力時の文字配置の計算方法(PDF-OVDCHARPOSITION)
複数ページにまたがる明細パーティションのデータが指定された場合の出力時の動作モードを追加しました。
なお、本機能を有効にする場合、環境設定が必要です。詳細については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”のListCreatorの環境設定コマンドの「複数ページにまたがる明細パーティションのデータが指定された場合の出力時の動作」に関する記載を参照してください。
オペレーティングシステム
以下の機能について、Windows Server 2022に対応しました。
List Creator Enterprise Edition
Web手元印刷機能
以下の機能について、Windows 11に対応しました。
List Creator Enterprise Edition
Web手元印刷機能
List Creator Workstation
V11.0.0では、以下の機能を廃止しました。
保守
List Creator Workstation機能において、「アンインストールと管理(ミドルウェア)」の提供を打ち切りました。