ここでは、List Creator デザイナ V7.0L10からList Creator デザイナ V7.0L20への機能追加について説明します。
なお、List Creator デザイナ V7.0L20は帳票出力機能製品List Creator V7.0L10用に作成することを前提としています。
設計時の操作性
帳票設計の作業をサポートする「帳票ナビ」を追加しました。「帳票ナビ」によって、帳票設計の流れの理解、機能選択が容易に行えるようになりました。
帳票形式の変換が行えるようになりました。この機能により、帳票作成後に形式を変更することができるようになりました。変更できる形式は、以下のとおりです。
伝票形式 → フリーフレーム形式
カード形式 → フリーフレーム形式
集計表形式 → フリーフレーム形式
フリーフレーム形式 → 伝票形式、カード形式、集計表形式
ウィザードを省略して、帳票定義情報を新規作成することができるようになりました。
項目、オーバレイ、図形、パーティション罫線などのオブジェクト種単位で編集対象を切り替えて編集することができるようになりました(編集オブジェクト選択タブによる選択)。特定のオブジェクト種のみを対象に編集作業ができるため、編集時の誤操作を防止できるようになりました。
プロパティを開かなくても、項目、オーバレイ、図形、パーティション罫線などのプロパティの指定値を確認/変更できるようになりました(プロパティリスト)。
帳票様式定義画面の表示を、帳票設計作業に最適な表示状態にワンタッチで切り替えることができるようになりました。
サイドビュー、プロパティリストの表示/非表示(クイックハンドル)
編集領域の全画面表示
ズームの“全体を表示”、“横幅を基準に表示”
帳票設計作業の手番を削減するための機能を追加しました。
スムーズに機能が呼び出せるようなメニュー、コンテキストメニューに改善
ワンタッチでのオブジェクト整列
グリッド強制を行う場合の帳票設計手順を改善
項目挿入時に自動的に文字ピッチをグリッド強制間隔に合わせる
マウスのダブルクリックによるオブジェクトの連続挿入
オブジェクトの選択可能な位置をマウス形状で通知