ここでは、List Creator V10.2.0からList Creator V10.3.0への機能追加について説明します。
オペレーティングシステム
以下の機能について、Windows 8.1に対応しました。
List Creator Enterprise Edition
Web手元印刷機能
List Creator Workstation
List Creator デザイナ
以下の機能について、Windows Server 2012 R2に対応しました。
List Creator Enterprise Edition
List Creator Standard Edition
List Creator Connector
List Creator デザイナ
帳票表現力
項目名に以下の文字が使用できるようになりました。
日本語の「スラッシュ(/)」
日本語の「大なり(>)」
日本語の「小なり(<)」
日本語の「アンダースコア(_)」
数字項目の編集形式の分類が「数値」の場合、整数部、および小数部に出力する最小桁数が指定できるようになりました。
数字項目の編集形式の分類が「通貨」の場合、小数部に出力する最小桁数が指定できるようになりました。
以下の段落が機能拡張されました。
制御頭書き段落(CNTL-HEAD)
段落に条件が指定できるようになりました。
制御脚書き段落(CNTL-FOOT)
段落に条件が指定できるようになりました。
フリーフレーム形式、および集計表形式の場合、明細(DE)パーティションが1つしか出力されなかった場合に制御脚書き(CF)パーティションの出力を抑止するかどうかを指定できるようになりました。
フリーフレーム形式の場合、フレームの途中でパーティションの出力が終わったときにフレームの大きさに合わせて罫線のみ出力するかどうかを指定できるようになりました。
グラフの文字サイズを変更できるようになりました。
帳票出力
入力データにUNICODE(UTF32)のデータを使用できるようになりました。
Unicodeで規定されている、基底文字に対して、異体字セレクタを用いることで様々な異体字を出力する仕組み(Unicode IVS)に対応しました。機能の詳細については、オンラインマニュアル“環境設定・帳票運用編”を参照してください。
PDF文書情報ファイルで、以下の機能が指定できるようになりました。
印刷時のページの拡大/縮小(PDF-NOPRTSCALE)
キーワードの指定については、オンラインマニュアル“PDF変換機能編”を参照してください。
Webプラグインの印刷画面で、プリンタ固有の印刷属性を指定して印刷できるようになりました。
帳票出力情報ファイルおよび帳票出力環境設定ファイルで、以下の指定ができるようになりました。
キーワード(説明) | 帳票出力情報 | 帳票出力環境 |
---|---|---|
CENTERINGWIDTH(中央配置の文字列幅補正指定) | ○ | ○ |
EQUALLYOVERFLOW(均等配置の領域長超え動作指定) | ○ | ○ |
QUALITYPRT(パーティション罫線の印刷モード指定) | ○ | ○ |
LWCHARPITCH(電子保存時の文字間隔単位指定) | ○ | ○ |
Smart帳票を出力する場合、V10.2.0では緊急修正の適用が必要でしたが、緊急修正の適用は不要となりました。
機能改善
Webプラグインにおいて、印刷画面を表示する際に表示されていた「システムに登録されているプリンタの中にプリンタの情報を取得できないプリンタが存在している」旨のエラーメッセージを、印刷画面で該当のプリンタを選択した場合のみ表示されるように改善しました。
Webブラウザ
Web手元印刷機能で、Internet Explorer 11に対応しました。