カタログ管理者が操作して問い合わせを実行する方法は、以下のとおりです。
選択した問い合わせの実行
選択したカタログフォルダにあるすべての問い合わせの実行
それぞれの実行手順を説明します。
ポイント
更新スケジュールを設定している場合は、設定した時間になると自動的に問い合わせの実行が行われます。
注意
問い合わせの実行は常にバックグラウンドで実行されます。そのため、問い合わせ結果の更新は問い合わせが完了した時点以降に問い合わせ結果を更新することで、バージョンおよび更新日時により最新の状態を確認することができます。
問い合わせの実行でバックグラウンドの処理中に発生したエラーは画面上に表示されません。カタログの内部ログに出力されるため、環境設定で指定した内部ログを参照してください。カタログの内部ログの出力先は、“Navigator Server セットアップガイドVol.2”をご参照ください。なお、問い合わせの実行の受付処理(バックグラウンドでの実行前)でエラーとなった場合には画面上にエラーが表示されます。
選択したカタログフォルダにあるすべての問い合わせを実行する場合、途中で問い合わせがエラーとなった場合でもすべての問い合わせが実行されます。
別のセッションなどで実行中または使用中の問い合わせを実行しようとした場合でも、問い合わせの実行は受け付けられますが、その問い合わせの実行はエラーとなります。
問い合わせ結果を持つ問い合わせをWebクライアントで開き上書き保存すると、カタログに保存されていた問い合わせ結果はすべて削除されます。
選択した問い合わせの実行
ツリービューで問い合わせを選択します。
ツールバーから[問い合わせの実行]ボタンをクリックします。
以下のメッセージが表示され、問い合わせがバックグラウンドで実行されます。問い合わせが実行できなかった場合は、理由を示すエラーメッセージがカタログの内部ログに出力されます。
バックグラウンドで実行中の問い合わせは、表示名の先頭に位置するアイコンが実行中であることを示すアイコンに変化します。ステータス情報を更新する場合は操作パネルから[更新]ボタンをクリックします。
問い合わせ結果を確認します。
問い合わせの実行が成功し、詳細情報フレームの[内容]を選択すると、問い合わせ結果が以下のように表示されるので、問い合わせ結果のバージョンが増えている(初回は問い合わせ結果が作成されている)ことを確認します。
選択したカタログフォルダにあるすべての問い合わせの実行
ツリービューでフォルダを選択します。
ツールバーから[問い合わせの実行]ボタンをクリックします。
ドロップダウンリストで表示される[サブフォルダの問い合わせも実行する]または[フォルダ内の問い合わせを実行する]のいずれかを選択します。サブフォルダ以下の問い合わせを含めて、フォルダ内のすべての問い合わせを実行する場合は、[サブフォルダの問い合わせも実行する]を選択します。フォルダ直下の問い合わせだけを実行する場合は、[フォルダ内の問い合わせを実行する]を選択します。
以下のメッセージが表示され、問い合わせがバックグラウンドで実行されます。問い合わせが実行できなかった場合は、理由を示すエラーメッセージがカタログの内部ログに出力されます。
問い合わせは順次実行され、バックグラウンドで実行中の問い合わせは、表示名の先頭に位置するアイコンが実行中であることを示すアイコンに変化します。
問い合わせ結果を確認します。
フォルダ配下の各問い合わせに対し、選択した問い合わせの実行と同様に問い合わせ結果を確認します。