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Interstage Navigator ServerV9.6.0 管理者ガイド(辞書管理ツール編)(Standard Edition用)
FUJITSU Software

10.2.4 データ型の決定

テーブルの各項目のデータ型は、データ行の各セルの値を調べて、以下のようにして決定されます。

列のデータがすべて数値型の場合は、整数型とします

数値型は、以下の表に従って、上から順に評価されて、数値型のデータ型が決定されます。

Symfoware/RDBの場合

データ型

データ型が採用される条件

SMALLINT

小数点以下の最大桁数が0、かつ列の最大桁数が4桁以下の場合

INTEGER

小数点以下の最大桁数が0、かつ列の最大桁数が9桁以下の場合

DECIMAL

  • 整数部の最大桁数が、18桁以下の場合

    • 小数点以下桁数は、次式で決定されます。
      MIN(18-整数部の最大桁数、小数点以下の最大桁数)。なお、データ値が1より小さい場合は、整数部の桁数が1になります。このため、小数点以下の桁数の最大は17です。

FLOAT

  • 上記以外のデータ

  • FLOATは、Symfoware/RDBのDOUBLE PRECISION型で登録されます。

Oracleの場合

データ型

データ型が採用される条件

NUMBER

  • 整数部の最大桁数が、38桁以下の場合

    • 小数点以下桁数は、次式で決定されます。
      MIN(38-整数部の最大桁数、小数点以下の最大桁数)。なお、データ値が1より小さい場合は、整数部の桁数が1になります。このため、小数点以下の桁数の最大は37です。

FLOAT

  • 上記以外のデータ

SQL Serverの場合

データ型

データ型が採用される条件

smallint

小数点以下の最大桁数が0、かつ列の最大桁数が4桁以下の場合

int

小数点以下の最大桁数が0、かつ列の最大桁数が9桁以下の場合

decimal

  • 整数部の最大桁数が、38桁以下の場合

    • 小数点以下桁数は、次式で決定されます。

    • MIN(38-整数部の最大桁数、小数点以下の最大桁数)。なお、データ値が1より小さい場合は、整数部の桁数が1になります。このため、小数点以下の桁数の最大は37です。

float

  • 上記以外のデータ

列のデータに文字データが存在すれば、文字型とします

Symfoware/RDBの場合

データ型

データ型が採用される条件

CHARACTER

  • 半角文字、全角文字、混在文字にかかわらず、すべてCHARACTER型で登録されます。データ長は、列の最大文字数となります。

  • ただし、データ長の最大は255バイトです。

Oracleの場合

データ型

データ型が採用される条件

CHARACTER

  • 半角文字、全角文字、混在文字にかかわらず、すべてCHARACTER型で登録されます。データ長は、列の最大文字数となります。

  • ただし、データ長の最大は255バイトです。

SQL Serverの場合

データ型

データ型が採用される条件

char

  • 半角文字、全角文字、混在文字にかかわらず、すべてchar型で登録されます。データ長は、列の最大文字数となります。

  • ただし、データ長の最大は255バイトです。