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Interstage Navigator ServerV9.6.0 管理者ガイド(辞書管理ツール編)(Standard Edition用)
FUJITSU Software

7.2.1 管理ポイントのエクスポート

管理ポイントの定義情報をファイルに保存(管理ポイントのエクスポートと呼びます)します。
グループおよびそのグループに属する管理ポイントを一括して保存することもできます。
管理ポイントを「ファイルから作成」する場合に利用します。

操作の流れ

1.管理ポイント画面の[管理ポイント一覧]ツリービューで、ファイルに保存したい管理ポイント、またはグループを選択します。

2.管理ポイント画面の[管理ポイント]-[管理ポイントのエクスポート]メニューをクリックします。

  1. グループを選択して保存する場合

    1. [コンピュータの参照]画面が表示されます。出力するディレクトリを選択します。

    2. [OK]ボタンをクリックします。

      グループおよびそのグループに属する管理ポイントが、ファイルに保存されます。
      保存するディレクトリに、すでに同じ名前のファイルが存在する場合は、置き換えられるので、注意が必要です。
        

  2. 管理ポイントを選択して保存する場合

    1. [名前を付けて保存]画面が表示されます。

    2. 初期値として管理ポイントの名前が表示されています。必要に応じてファイル名を変更します。

    3. [保存]ボタンをクリックします。

7.2.1.1 ファイルに保存できる管理ポイント

ファイルに保存できる管理ポイントの型は、次のとおりです。

また、グループを選択して保存を実行した場合は、グループも保存の対象になります。

7.2.1.2 ファイルの保存時に作成されるファイルの名前

ただし、[ファイル名を付けて保存]画面で、任意のファイル名に変更することが可能です。

7.2.1.3 ファイルフォーマット

ファイルに保存されるデータのレコードには、以下の4種類があります。

レコードの各項目はタブ文字で区切られています。

  

管理ポイントの型別に、各レコードに保存される項目の並びを説明します。

7.2.1.3.1 カテゴリ型の管理ポイント

[管理ポイント情報レコード]

項番

項目

項目の説明

1

V

管理ポイントの情報レコードを表します。

2

管理ポイント名

管理ポイントの名前を表します。

3

管理ポイント注釈

管理ポイントの注釈を表します。

注釈がない場合は、半角文字「-」が入ります。

4

作成者

管理ポイントの作成者を表します。

作成者がない場合は、半角文字「-」が入ります。

5

管理ポイント種別

カテゴリ:

カテゴリ型管理ポイント(データ項目から作成)

カテゴリ型管理ポイント(カテゴリ型以外から作成)

再カテゴリ:

カテゴリ型管理ポイント(カテゴリ型から作成)

6

カテゴリ種別

カテゴリ:内訳が重複しない場合

複カテゴリ:内訳が重複する場合

7

カテゴリ数

この管理ポイントが持つカテゴリの数を表します。

8

作成元の管理ポイントの辞書種別

このカテゴリ型管理ポイントの再編集の対象となる(作成元)管理ポイントが所属していた辞書の種別を表します。

共通:共通辞書

個人:個人辞書

作成元の管理ポイントがない場合は、半角文字「-」が入ります。

9

作成元の管理ポイントのグループ名

作成元の管理ポイントが所属していたグループの名前を表します。

作成元の管理ポイントがない場合は、半角文字「-」が入ります。

10

作成元の管理ポイントの名前

作成元の管理ポイントの名前を表します。

作成元の管理ポイントがない場合は、半角文字「-」が入ります。

11

スキーマ名

この管理ポイントの作成元となるデータが存在するスキーマの名前を表します。

12

テーブル名

この管理ポイントの作成元となるデータが存在するテーブルの名前を表します。

13

項目名

この管理ポイントの作成元となるデータが存在する項目の名前を表します。

14

部分指定開始位置

この管理ポイントが、マスク型管理ポイントである場合、マスク(データをグルーピングするための範囲)を指定した文字列の開始位置を、文字単位で表します。

マスク型管理ポイントでない場合は、「0」が入ります。

15

部分指定有効長

この管理ポイントが、マスク型管理ポイントである場合、マスクを指定した文字列の長さを、文字単位で表します。

マスク型管理ポイントでない場合は、「0」が入ります。

[カテゴリ情報レコード]

項番

項目

項目の説明

1

C

カテゴリ情報レコードを表します。

カテゴリとその内訳データを持つレコードで、レコードの順番がカテゴリと内訳データの定義順序になります。

2

カテゴリラベル

カテゴリの名前を表します。

3

カテゴリの内訳

カテゴリに定義されている内訳データを表します。

7.2.1.3.2 範囲型の管理ポイント

[管理ポイント情報レコード]

項番

項目

項目の説明

1

V

管理ポイントの情報レコードを表します。

2

管理ポイント名

管理ポイントの名前を表します。

3

管理ポイント注釈

管理ポイントの注釈を表します。

注釈がない場合は、半角文字「-」が入ります。

4

作成者

管理ポイントの作成者を表します。

作成者がない場合は、半角文字「-」が入ります。

5

管理ポイント種別

範囲が入ります。

6

カテゴリ種別

カテゴリが入ります。

7

カテゴリ数

この管理ポイントが持つカテゴリの数を表します。

8

作成元の管理ポイントの辞書種別

半角文字「-」が入ります。

9

作成元の管理ポイントのグループ名

半角文字「-」が入ります。

10

作成元の管理ポイントの名前

半角文字「-」が入ります。

11

スキーマ名

この管理ポイントの作成元となるデータが存在するスキーマの名前を表します。

12

テーブル名

この管理ポイントの作成元となるデータが存在するテーブルの名前を表します。

13

項目名

この管理ポイントの作成元となるデータが存在する項目の名前を表します。

14

部分指定開始位置

「0」が入ります。

15

部分指定有効長

「0」が入ります。

[カテゴリ情報レコード]

項番

項目

項目の説明

1

C

カテゴリ情報レコードを表します。

カテゴリとその内訳データを持つレコードで、レコードの順番がカテゴリと内訳データの定義順序になります。

2

カテゴリラベル

カテゴリの名前を表します。

3

境界値の定義方法

後続の境界値の始まりで表す値を含むか、含まないかを表します。

L:含む場合

U:含まない場合

このキーワードは、すべてのカテゴリで同じになります。

4

境界値の始まり

境界値の始まりを表す数字、または最小値・最大値を表すキーワードが入ります。

MIN:最小値を表す場合

MAX:最大値を表す場合

5

境界値の終わり

境界値の終わりを表す数字、または最小値・最大値を表すキーワードが入ります。

MIN:最小値を表す場合

MAX:最大値を表す場合

7.2.1.3.3 全値型の管理ポイント

[管理ポイント情報レコード]

項番

項目

項目の説明

1

V

管理ポイントの情報レコードを表します。

2

管理ポイント名

管理ポイントの名前を表します。

3

管理ポイント注釈

管理ポイントの注釈を表します。

注釈がない場合は、半角文字「-」が入ります。

4

作成者

管理ポイントの作成者を表します。

作成者がない場合は、半角文字「-」が入ります。

5

管理ポイント種別

全値が入ります。

6

カテゴリ種別

全値が入ります。

7

カテゴリ数

「0」が入ります。

8

作成元の管理ポイントの辞書種別

半角文字「-」が入ります。

9

作成元の管理ポイントのグループ名

半角文字「-」が入ります。

10

作成元の管理ポイントの名前

半角文字「-」が入ります。

11

スキーマ名

この管理ポイントの作成元となるデータが存在するスキーマの名前を表します。

12

テーブル名

この管理ポイントの作成元となるデータが存在するテーブルの名前を表します。

13

項目名

この管理ポイントの作成元となるデータが存在する項目の名前を表します。

14

部分指定開始位置

「0」が入ります。

15

部分指定有効長

「0」が入ります。

7.2.1.3.4 マスタ型の管理ポイント

[管理ポイント情報レコード]

項番

項目

項目の説明

1

V

管理ポイントの情報レコードを表します。

2

管理ポイント名

管理ポイントの名前を表します。

3

管理ポイント注釈

管理ポイントの注釈を表します。

注釈がない場合は、半角文字「-」が入ります。

4

作成者

管理ポイントの作成者を表します。

作成者がない場合は、半角文字「-」が入ります。

5

管理ポイント種別

マスタが入ります。

6

カテゴリ種別

マスタが入ります。

7

カテゴリ数

「0」が入ります。

8

作成元の管理ポイントの辞書種別

半角文字「-」が入ります。

9

作成元の管理ポイントのグループ名

半角文字「-」が入ります。

10

作成元の管理ポイントの名前

半角文字「-」が入ります。

11

スキーマ名

この管理ポイントの作成元となるデータが存在するスキーマの名前を表します。

12

テーブル名

この管理ポイントの作成元となるデータが存在するテーブルの名前を表します。

13

項目名

この管理ポイントの作成元となるデータが存在する項目の名前を表します。

14

部分指定開始位置

「0」が入ります。

15

部分指定有効長

「0」が入ります。

16

ラベル項目名

ラベル項目の名前が入ります。

17

ソートキー項目名

ソートキー項目の名前が入ります。

ソートキー項目が定義されていない場合は、半角文字「-」が入ります。

18

ソートキーの整列順

昇順:小さい順に並べる場合

降順:大きい順に並べる場合

定義されていない場合は、半角文字「-」が入ります。

7.2.1.3.5 時間テンプレート型の管理ポイント

[管理ポイント情報レコード]

項番

項目

項目の説明

1

V

管理ポイントの情報レコードを表します。

2

管理ポイント名

管理ポイントの名前を表します。

3

管理ポイント注釈

管理ポイントの注釈を表します。

注釈がない場合は、半角文字「-」が入ります。

4

作成者

管理ポイントの作成者を表します。

作成者がない場合は、半角文字「-」が入ります。

5

管理ポイント種別

時間テンプレートが入ります。

6

カテゴリ種別

重複カテゴリが入ります。

7

カテゴリ数

この管理ポイントが持つカテゴリの数を表します。

8

作成元の管理ポイントの辞書種別

半角文字「-」が入ります。

9

作成元の管理ポイントのグループ名

半角文字「-」が入ります。

10

作成元の管理ポイントの名前

半角文字「-」が入ります。

11

スキーマ名

半角文字「-」が入ります。

12

テーブル名

半角文字「-」が入ります。

13

項目名

半角文字「-」が入ります。

14

部分指定開始位置

「0」が入ります。

15

部分指定有効長

「0」が入ります。

[カテゴリ情報レコード]

項番

項目

項目の説明

1

C

カテゴリ情報レコードを表します。

カテゴリとその内訳データを持つレコードで、レコードの順番がカテゴリの内訳データの定義順序になります。

2

集計単位

後続の期間カテゴリの集計単位を表します。

以下のどれかが入ります。

年度、半期、四半期、月度、日、累計、時間、時間累計

3

カテゴリ名

カテゴリの名前を表します。

4

「期間の始まり」の単位

「期間の始まり」の単位を表します。

以下のどれかが入ります。

年度、半期、四半期、月度、日、年月、年月日

5

期間の始まり

期間の始まりを年、月、日で表します。

6

「期間の終わり」の単位

「期間の終わり」の単位を表します。

以下のどれかが入ります。

年度、半期、四半期、月度、日、年月、年月日

*期間が範囲で指定されていない場合は記述しません。

7

期間の終わり

期間の終わりを年、月、日で表します。

[時間情報レコード]

項番

項目

項目の説明

1

B

時間情報レコードを意味します。カテゴリ情報の「集計単位」が「時間」または「時間累計」の場合、そのカテゴリで定義された時間帯がカテゴリ情報レコードの下に定義順に並びます。

2

「時間」のラベル

「時間」のラベルとして定義した文字が入ります。

3

「時間」の始まりの日

カテゴリ内で先頭の時間帯レコードには「時間帯」の始まりの日として「当日」または「前日」が入ります。2番目以降のレコードには「-」が入ります。

4

「時間」の始まりの単位

「時間」の始まりの単位として「時分秒」が入ります。

5

「時間」の始まり

「時間」の始まりをHH:MM:SSで表します。

6

「時間」の終わりの単位

「時間」の終わりの単位として「時分秒」が入ります。

7

「時間」の終わり

「時間」の終わりをHH:MM:SSで表します。

注意

カテゴリ情報レコードを複数指定した場合、[「時間帯」の始まりの日]をカテゴリ情報レコードごとに指定することはできません。

[「時間帯」の始まりの日]を複数指定した場合は、管理ポイントのインポート実行時にエラーになります。

7.2.1.3.6 管理ポイントのグループ

[グループ情報レコード]

項番

項目

項目の説明

1

G

管理ポイントのグループ情報レコードを表します。

2

グループ名

管理ポイントのグループの名前を表します。

3

グループの注釈

グループの注釈を表します。

注釈がない場合は、半角文字「-」が入ります。

4

作成者

グループの作成者を表します。

作成者がない場合は、半角文字「-」が入ります。

5

辞書種別

登録されている辞書の種別が入ります。

共通:共通辞書

個人:個人辞書

7.2.1.3.7 時間型管理ポイント(相対期間を定義した管理ポイント)

[管理ポイント情報レコード]

項番

項目

項目の説明

1

V

管理ポイントの情報レコードを表します。

2

管理ポイント名

管理ポイントの名前を表します。

3

管理ポイント注釈

管理ポイントの注釈を表します。

注釈がない場合は、半角文字「-」が入ります。

4

作成者

管理ポイントの作成者を表します。

作成者がない場合は、半角文字「-」が入ります。

5

管理ポイント種別

時間テンプレートが入ります。

6

カテゴリ種別

半期:半期ベースのカテゴリ

四半期:四半期ベースのカテゴリ

月:月ベースのカテゴリ

7

カテゴリ数

「4」が入ります。

8

作成元の管理ポイントの辞書種別

半角文字「-」が入ります。

9

作成元の管理ポイントのグループ名

半角文字「-」が入ります。

10

作成元の管理ポイントの名前

半角文字「-」が入ります。

11

スキーマ名

半角文字「-」が入ります。

12

テーブル名

半角文字「-」が入ります。

13

項目名

半角文字「-」が入ります。

14

部分指定開始位置

「0」が入ります。

15

部分指定有効長

「0」が入ります。

[カテゴリ情報レコード]

項番

項目

項目の説明

1

C

カテゴリ情報レコードを表します。

カテゴリとその内訳データを持つレコードで、レコードの順番がカテゴリと内訳データの定義順序になります。

2

定義期間

後続の期間カテゴリが、どの期間について定義されているかを表します。

以下のどれかかが入ります。

前年以前:前年以前の期間

前々期:半期または四半期ベースのときの前々期の期間

前期:半期または四半期ベースのときの前期の期間

当期:半期または四半期ベースのときの当期の期間

前々月:月度ベースのときの前々月の期間

前月:月度ベースのときの前月の期間

当月:月度ベースのときの当月の期間

3

期間のカテゴリ

定義期間で指定されているカテゴリが入ります。

4

年数

定義期間で「前年以前」、期間のカテゴリで「前年までN年間毎年」が定義されている場合、年数が入ります。