管理ポイントの定義情報をファイルに保存(管理ポイントのエクスポートと呼びます)します。
グループおよびそのグループに属する管理ポイントを一括して保存することもできます。
管理ポイントを「ファイルから作成」する場合に利用します。
操作の流れ
1.管理ポイント画面の[管理ポイント一覧]ツリービューで、ファイルに保存したい管理ポイント、またはグループを選択します。
2.管理ポイント画面の[管理ポイント]-[管理ポイントのエクスポート]メニューをクリックします。
グループを選択して保存する場合
[コンピュータの参照]画面が表示されます。出力するディレクトリを選択します。
[OK]ボタンをクリックします。
グループおよびそのグループに属する管理ポイントが、ファイルに保存されます。
保存するディレクトリに、すでに同じ名前のファイルが存在する場合は、置き換えられるので、注意が必要です。
管理ポイントを選択して保存する場合
[名前を付けて保存]画面が表示されます。
初期値として管理ポイントの名前が表示されています。必要に応じてファイル名を変更します。
[保存]ボタンをクリックします。
ファイルに保存できる管理ポイントの型は、次のとおりです。
カテゴリ型
範囲型
全値型
マスタ型
時間テンプレート型
時間型管理ポイント(相対期間を定義した管理ポイント)
また、グループを選択して保存を実行した場合は、グループも保存の対象になります。
グループを選択して保存した場合
グループ | グループの名前.grp |
管理ポイント | 管理ポイントの名前.txt |
保存ファイルリスト | グループの名前.lst |
管理ポイントを選択して保存した場合
管理ポイント | 管理ポイントの名前.txt |
ただし、[ファイル名を付けて保存]画面で、任意のファイル名に変更することが可能です。
ファイルに保存されるデータのレコードには、以下の4種類があります。
Vレコード
管理ポイントの情報を表すレコードで、1項目目がVで表されます。
Cレコード
カテゴリの情報を表すレコードで、1項目目がCで表されます。
Gレコード
管理ポイントのグループの情報を表すレコードで、1項目目がGで表されます。
Bレコード
時間情報を表すレコードで、1項目目がBで表されます。
レコードの各項目はタブ文字で区切られています。
管理ポイントの型別に、各レコードに保存される項目の並びを説明します。
[管理ポイント情報レコード]
項番 | 項目 | 項目の説明 |
---|---|---|
1 | V | 管理ポイントの情報レコードを表します。 |
2 | 管理ポイント名 | 管理ポイントの名前を表します。 |
3 | 管理ポイント注釈 | 管理ポイントの注釈を表します。 注釈がない場合は、半角文字「-」が入ります。 |
4 | 作成者 | 管理ポイントの作成者を表します。 作成者がない場合は、半角文字「-」が入ります。 |
5 | 管理ポイント種別 | カテゴリ: カテゴリ型管理ポイント(データ項目から作成) カテゴリ型管理ポイント(カテゴリ型以外から作成) 再カテゴリ: カテゴリ型管理ポイント(カテゴリ型から作成) |
6 | カテゴリ種別 | カテゴリ:内訳が重複しない場合 複カテゴリ:内訳が重複する場合 |
7 | カテゴリ数 | この管理ポイントが持つカテゴリの数を表します。 |
8 | 作成元の管理ポイントの辞書種別 | このカテゴリ型管理ポイントの再編集の対象となる(作成元)管理ポイントが所属していた辞書の種別を表します。 共通:共通辞書 個人:個人辞書 作成元の管理ポイントがない場合は、半角文字「-」が入ります。 |
9 | 作成元の管理ポイントのグループ名 | 作成元の管理ポイントが所属していたグループの名前を表します。 作成元の管理ポイントがない場合は、半角文字「-」が入ります。 |
10 | 作成元の管理ポイントの名前 | 作成元の管理ポイントの名前を表します。 作成元の管理ポイントがない場合は、半角文字「-」が入ります。 |
11 | スキーマ名 | この管理ポイントの作成元となるデータが存在するスキーマの名前を表します。 |
12 | テーブル名 | この管理ポイントの作成元となるデータが存在するテーブルの名前を表します。 |
13 | 項目名 | この管理ポイントの作成元となるデータが存在する項目の名前を表します。 |
14 | 部分指定開始位置 | この管理ポイントが、マスク型管理ポイントである場合、マスク(データをグルーピングするための範囲)を指定した文字列の開始位置を、文字単位で表します。 マスク型管理ポイントでない場合は、「0」が入ります。 |
15 | 部分指定有効長 | この管理ポイントが、マスク型管理ポイントである場合、マスクを指定した文字列の長さを、文字単位で表します。 マスク型管理ポイントでない場合は、「0」が入ります。 |
[カテゴリ情報レコード]
項番 | 項目 | 項目の説明 |
---|---|---|
1 | C | カテゴリ情報レコードを表します。 カテゴリとその内訳データを持つレコードで、レコードの順番がカテゴリと内訳データの定義順序になります。 |
2 | カテゴリラベル | カテゴリの名前を表します。 |
3 | カテゴリの内訳 | カテゴリに定義されている内訳データを表します。 |
[管理ポイント情報レコード]
項番 | 項目 | 項目の説明 |
---|---|---|
1 | V | 管理ポイントの情報レコードを表します。 |
2 | 管理ポイント名 | 管理ポイントの名前を表します。 |
3 | 管理ポイント注釈 | 管理ポイントの注釈を表します。 注釈がない場合は、半角文字「-」が入ります。 |
4 | 作成者 | 管理ポイントの作成者を表します。 作成者がない場合は、半角文字「-」が入ります。 |
5 | 管理ポイント種別 | 範囲が入ります。 |
6 | カテゴリ種別 | カテゴリが入ります。 |
7 | カテゴリ数 | この管理ポイントが持つカテゴリの数を表します。 |
8 | 作成元の管理ポイントの辞書種別 | 半角文字「-」が入ります。 |
9 | 作成元の管理ポイントのグループ名 | 半角文字「-」が入ります。 |
10 | 作成元の管理ポイントの名前 | 半角文字「-」が入ります。 |
11 | スキーマ名 | この管理ポイントの作成元となるデータが存在するスキーマの名前を表します。 |
12 | テーブル名 | この管理ポイントの作成元となるデータが存在するテーブルの名前を表します。 |
13 | 項目名 | この管理ポイントの作成元となるデータが存在する項目の名前を表します。 |
14 | 部分指定開始位置 | 「0」が入ります。 |
15 | 部分指定有効長 | 「0」が入ります。 |
[カテゴリ情報レコード]
項番 | 項目 | 項目の説明 |
---|---|---|
1 | C | カテゴリ情報レコードを表します。 カテゴリとその内訳データを持つレコードで、レコードの順番がカテゴリと内訳データの定義順序になります。 |
2 | カテゴリラベル | カテゴリの名前を表します。 |
3 | 境界値の定義方法 | 後続の境界値の始まりで表す値を含むか、含まないかを表します。 L:含む場合 U:含まない場合 このキーワードは、すべてのカテゴリで同じになります。 |
4 | 境界値の始まり | 境界値の始まりを表す数字、または最小値・最大値を表すキーワードが入ります。 MIN:最小値を表す場合 MAX:最大値を表す場合 |
5 | 境界値の終わり | 境界値の終わりを表す数字、または最小値・最大値を表すキーワードが入ります。 MIN:最小値を表す場合 MAX:最大値を表す場合 |
[管理ポイント情報レコード]
項番 | 項目 | 項目の説明 |
---|---|---|
1 | V | 管理ポイントの情報レコードを表します。 |
2 | 管理ポイント名 | 管理ポイントの名前を表します。 |
3 | 管理ポイント注釈 | 管理ポイントの注釈を表します。 注釈がない場合は、半角文字「-」が入ります。 |
4 | 作成者 | 管理ポイントの作成者を表します。 作成者がない場合は、半角文字「-」が入ります。 |
5 | 管理ポイント種別 | 全値が入ります。 |
6 | カテゴリ種別 | 全値が入ります。 |
7 | カテゴリ数 | 「0」が入ります。 |
8 | 作成元の管理ポイントの辞書種別 | 半角文字「-」が入ります。 |
9 | 作成元の管理ポイントのグループ名 | 半角文字「-」が入ります。 |
10 | 作成元の管理ポイントの名前 | 半角文字「-」が入ります。 |
11 | スキーマ名 | この管理ポイントの作成元となるデータが存在するスキーマの名前を表します。 |
12 | テーブル名 | この管理ポイントの作成元となるデータが存在するテーブルの名前を表します。 |
13 | 項目名 | この管理ポイントの作成元となるデータが存在する項目の名前を表します。 |
14 | 部分指定開始位置 | 「0」が入ります。 |
15 | 部分指定有効長 | 「0」が入ります。 |
[管理ポイント情報レコード]
項番 | 項目 | 項目の説明 |
---|---|---|
1 | V | 管理ポイントの情報レコードを表します。 |
2 | 管理ポイント名 | 管理ポイントの名前を表します。 |
3 | 管理ポイント注釈 | 管理ポイントの注釈を表します。 注釈がない場合は、半角文字「-」が入ります。 |
4 | 作成者 | 管理ポイントの作成者を表します。 作成者がない場合は、半角文字「-」が入ります。 |
5 | 管理ポイント種別 | マスタが入ります。 |
6 | カテゴリ種別 | マスタが入ります。 |
7 | カテゴリ数 | 「0」が入ります。 |
8 | 作成元の管理ポイントの辞書種別 | 半角文字「-」が入ります。 |
9 | 作成元の管理ポイントのグループ名 | 半角文字「-」が入ります。 |
10 | 作成元の管理ポイントの名前 | 半角文字「-」が入ります。 |
11 | スキーマ名 | この管理ポイントの作成元となるデータが存在するスキーマの名前を表します。 |
12 | テーブル名 | この管理ポイントの作成元となるデータが存在するテーブルの名前を表します。 |
13 | 項目名 | この管理ポイントの作成元となるデータが存在する項目の名前を表します。 |
14 | 部分指定開始位置 | 「0」が入ります。 |
15 | 部分指定有効長 | 「0」が入ります。 |
16 | ラベル項目名 | ラベル項目の名前が入ります。 |
17 | ソートキー項目名 | ソートキー項目の名前が入ります。 ソートキー項目が定義されていない場合は、半角文字「-」が入ります。 |
18 | ソートキーの整列順 | 昇順:小さい順に並べる場合 降順:大きい順に並べる場合 定義されていない場合は、半角文字「-」が入ります。 |
[管理ポイント情報レコード]
項番 | 項目 | 項目の説明 |
---|---|---|
1 | V | 管理ポイントの情報レコードを表します。 |
2 | 管理ポイント名 | 管理ポイントの名前を表します。 |
3 | 管理ポイント注釈 | 管理ポイントの注釈を表します。 注釈がない場合は、半角文字「-」が入ります。 |
4 | 作成者 | 管理ポイントの作成者を表します。 作成者がない場合は、半角文字「-」が入ります。 |
5 | 管理ポイント種別 | 時間テンプレートが入ります。 |
6 | カテゴリ種別 | 重複カテゴリが入ります。 |
7 | カテゴリ数 | この管理ポイントが持つカテゴリの数を表します。 |
8 | 作成元の管理ポイントの辞書種別 | 半角文字「-」が入ります。 |
9 | 作成元の管理ポイントのグループ名 | 半角文字「-」が入ります。 |
10 | 作成元の管理ポイントの名前 | 半角文字「-」が入ります。 |
11 | スキーマ名 | 半角文字「-」が入ります。 |
12 | テーブル名 | 半角文字「-」が入ります。 |
13 | 項目名 | 半角文字「-」が入ります。 |
14 | 部分指定開始位置 | 「0」が入ります。 |
15 | 部分指定有効長 | 「0」が入ります。 |
[カテゴリ情報レコード]
項番 | 項目 | 項目の説明 |
---|---|---|
1 | C | カテゴリ情報レコードを表します。 カテゴリとその内訳データを持つレコードで、レコードの順番がカテゴリの内訳データの定義順序になります。 |
2 | 集計単位 | 後続の期間カテゴリの集計単位を表します。 以下のどれかが入ります。 年度、半期、四半期、月度、日、累計、時間、時間累計 |
3 | カテゴリ名 | カテゴリの名前を表します。 |
4 | 「期間の始まり」の単位 | 「期間の始まり」の単位を表します。 以下のどれかが入ります。 年度、半期、四半期、月度、日、年月、年月日 |
5 | 期間の始まり | 期間の始まりを年、月、日で表します。 |
6 | 「期間の終わり」の単位 | 「期間の終わり」の単位を表します。 以下のどれかが入ります。 年度、半期、四半期、月度、日、年月、年月日 *期間が範囲で指定されていない場合は記述しません。 |
7 | 期間の終わり | 期間の終わりを年、月、日で表します。 |
[時間情報レコード]
項番 | 項目 | 項目の説明 |
---|---|---|
1 | B | 時間情報レコードを意味します。カテゴリ情報の「集計単位」が「時間」または「時間累計」の場合、そのカテゴリで定義された時間帯がカテゴリ情報レコードの下に定義順に並びます。 |
2 | 「時間」のラベル | 「時間」のラベルとして定義した文字が入ります。 |
3 | 「時間」の始まりの日 | カテゴリ内で先頭の時間帯レコードには「時間帯」の始まりの日として「当日」または「前日」が入ります。2番目以降のレコードには「-」が入ります。 |
4 | 「時間」の始まりの単位 | 「時間」の始まりの単位として「時分秒」が入ります。 |
5 | 「時間」の始まり | 「時間」の始まりをHH:MM:SSで表します。 |
6 | 「時間」の終わりの単位 | 「時間」の終わりの単位として「時分秒」が入ります。 |
7 | 「時間」の終わり | 「時間」の終わりをHH:MM:SSで表します。 |
注意
カテゴリ情報レコードを複数指定した場合、[「時間帯」の始まりの日]をカテゴリ情報レコードごとに指定することはできません。
[「時間帯」の始まりの日]を複数指定した場合は、管理ポイントのインポート実行時にエラーになります。
[グループ情報レコード]
項番 | 項目 | 項目の説明 |
---|---|---|
1 | G | 管理ポイントのグループ情報レコードを表します。 |
2 | グループ名 | 管理ポイントのグループの名前を表します。 |
3 | グループの注釈 | グループの注釈を表します。 注釈がない場合は、半角文字「-」が入ります。 |
4 | 作成者 | グループの作成者を表します。 作成者がない場合は、半角文字「-」が入ります。 |
5 | 辞書種別 | 登録されている辞書の種別が入ります。 共通:共通辞書 個人:個人辞書 |
[管理ポイント情報レコード]
項番 | 項目 | 項目の説明 |
---|---|---|
1 | V | 管理ポイントの情報レコードを表します。 |
2 | 管理ポイント名 | 管理ポイントの名前を表します。 |
3 | 管理ポイント注釈 | 管理ポイントの注釈を表します。 注釈がない場合は、半角文字「-」が入ります。 |
4 | 作成者 | 管理ポイントの作成者を表します。 作成者がない場合は、半角文字「-」が入ります。 |
5 | 管理ポイント種別 | 時間テンプレートが入ります。 |
6 | カテゴリ種別 | 半期:半期ベースのカテゴリ 四半期:四半期ベースのカテゴリ 月:月ベースのカテゴリ |
7 | カテゴリ数 | 「4」が入ります。 |
8 | 作成元の管理ポイントの辞書種別 | 半角文字「-」が入ります。 |
9 | 作成元の管理ポイントのグループ名 | 半角文字「-」が入ります。 |
10 | 作成元の管理ポイントの名前 | 半角文字「-」が入ります。 |
11 | スキーマ名 | 半角文字「-」が入ります。 |
12 | テーブル名 | 半角文字「-」が入ります。 |
13 | 項目名 | 半角文字「-」が入ります。 |
14 | 部分指定開始位置 | 「0」が入ります。 |
15 | 部分指定有効長 | 「0」が入ります。 |
[カテゴリ情報レコード]
項番 | 項目 | 項目の説明 |
---|---|---|
1 | C | カテゴリ情報レコードを表します。 カテゴリとその内訳データを持つレコードで、レコードの順番がカテゴリと内訳データの定義順序になります。 |
2 | 定義期間 | 後続の期間カテゴリが、どの期間について定義されているかを表します。 以下のどれかかが入ります。 前年以前:前年以前の期間 前々期:半期または四半期ベースのときの前々期の期間 前期:半期または四半期ベースのときの前期の期間 当期:半期または四半期ベースのときの当期の期間 前々月:月度ベースのときの前々月の期間 前月:月度ベースのときの前月の期間 当月:月度ベースのときの当月の期間 |
3 | 期間のカテゴリ | 定義期間で指定されているカテゴリが入ります。 |
4 | 年数 | 定義期間で「前年以前」、期間のカテゴリで「前年までN年間毎年」が定義されている場合、年数が入ります。 |