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Interstage Navigator ServerV9.6.0 管理者ガイド(辞書管理ツール編)(Standard Edition用)
FUJITSU Software

5.3.2 テーブルの非公開/公開

5.3.2.1 テーブルの非公開

一般利用者に公開しているテーブルの公開を一時的に取り消します。テーブルの定義情報(項目属性も含む)を削除しないで非公開の状態にしておくことにより、公開が可能になった段階で、テーブルを公開に戻すと関連する情報が使用可能となります。

操作の流れ

1.メイン画面のツリービューまたはテーブル一覧でテーブルを選択します。

2.[編集]-[データの公開]-[非公開]メニューをクリックします。

→テーブルが非公開にされます。

注意

  • テーブルを非公開にすると、テーブルに含まれる項目も同時に非公開となります。また、次の定義情報は、テーブルを再び公開するまで無効になります。

    • 非公開にしたテーブルとの結合関係の定義

    • 非公開にしたテーブルに含まれる項目を使用した演算式の定義

    • 非公開にしたテーブルに含まれる管理ポイントの定義

5.3.2.2 テーブルの公開

データベースのテーブルを一般利用者が利用可能な状態にします。

なお、テーブルを公開するためには、そのテーブルが含まれるスキーマが公開されている必要があります。

操作の流れ

1.メイン画面のツリービューまたはテーブル一覧でテーブルを選択します。

2.[編集]-[データの公開]-[公開]メニューをクリックします。

→テーブルが公開されます。

参考

  • Navigatorの辞書の情報と実際のサーバのデータベースとの不整合のチェックを行う操作もあります。操作は、メイン画面の[ツール]-[整合性チェック]メニューをクリックします。

  • テーブルを削除した場合には、テーブルの定義情報に不整合が発生します。テーブル情報を削除する必要があります。

5.3.2.3 テーブルの公開条件の追加

テーブルに公開するデータの条件(データの範囲)を設定します。
公開条件は、文字型および数値型の項目に対して設定します。条件を複数の項目に設定した場合、条件はAND条件(論理積)として結合されます。

以下の公開条件の設定ができます。

注意

3.4.1 一覧モードから登録”の“公開条件を設定するテーブルにアウタジョインを定義する場合の注意”を参照してください。

操作の流れ

1.メイン画面のツリービューまたは「テーブル一覧」でテーブルを選択します。

2.[編集]-[テーブルの公開条件]メニューをクリックします。

→[テーブルの公開条件]画面が表示されます。

3.[項目一覧]から公開条件を設定する項目を選択し、[設定]ボタンをクリックします。

→[公開条件の設定]画面が表示されます。

公開条件の設定が文字型か数値型かによって、それぞれ[公開条件の設定(文字)]画面、または[公開条件の設定(数値)]画面を使います。

4.データの範囲の指定

5.NULL値を公開条件の対象とするか指定できます。

NULL値データを条件に含めるかを、[NULLを含む]チェックボックスで指定します。

6. [OK]ボタンをクリックします。

→[条件一覧]に条件が追加されます。

→[テーブルの公開条件]画面へ戻ります。

7.複数項目に条件を指定する場合、2から6の作業を繰り返します。

設定した条件は、AND(論理積)条件として結合されます。

8. [OK]ボタンをクリックします。

→設定した公開条件が辞書に登録されます。

5.3.2.4 テーブルを流用定義して公開

一般利用者に公開しているテーブルの定義情報を流用して、未公開のテーブルを公開します。このテーブルの公開方法を流用定義と呼びます。テーブルの定義情報は、注釈および同一項目の項目情報です。

操作の流れ

1.メイン画面のツリービューまたはテーブル一覧でテーブルを選択します。

2.[編集]-[テーブルの流用]メニューをクリックします。

→[テーブルの流用]画面が表示されます。

3.[テーブル名]コンボボックスにより、流用するテーブルを選択します。

→[データ型]フィールドに項目のデータ型が表示されます。

4. [OK]ボタンをクリックします。

→テーブルの注釈および同一項目の項目情報が追加されます。