マートバッチ機能を利用する場合の環境設定を説明します。
実行に必要な環境
マートバッチは、Navigatorサーバ、またはNavigator Windowsクライアントがインストールされたサーバ、PCで実行できます。
注意
サーバでマートバッチを実行する場合、他のサーバに対して接続を行うことはできません。
OSのコード系がShift-JIS以外の場合の制限(UNIXの場合)
OSのコード系がShift-JIS以外の場合、マートバッチ機能を使用するときに以下の制限があります。
Solarisの場合
使用するOSにShift-JISパッケージがインストールされていなければなりません。インストール後に、運用をShift-JISに変更する必要はありません。インストール方法は、UNIXのマニュアルを参照してください。
Red Hat Enterprise Linuxの場合
コマンド実行前に、環境変数LANG=ja_JP.UTF-8、LC_ALL=ja_JP.UTF-8を設定する必要があります。
マートバッチ定義ファイルに日本語のディレクトリ名やファイル名を指定することはできません。
マートバッチ定義ファイル中で日本語を使用する場合は、Shift-JISで記述しなければなりません。
行末には必ず改行コードをいれてください。
マートバッチ接続設定ファイル中で日本語を使用する場合はShift-JISで記述しなければなりません。
ログファイルはShift-JISで出力されます。
Solarisの場合
マートバッチを実行する環境で、以下の環境変数を設定します。
環境変数 | 設定内容 |
---|---|
PATH | /opt/FJSVenavi/bin |
LD_LIBRARY_PATH | PATHと同じ値を設定します。 |
RN_CHARACTER_SET | SJIS |
LANG | OSのコード系がShift-JIS以外の場合に指定します。 |
Linuxの場合
マートバッチを実行する環境で、以下の環境変数を設定します。
環境変数 | 設定内容 |
---|---|
PATH | /opt/FJSVenavi/bin |
LD_LIBRARY_PATH | PATHと同じ値を設定します。 |
RN_CHARACTER_SET | SJIS |
LANG | ja_JP.UTF-8 |
LC_ALL | ja_JP.UTF-8 |
Windowsサーバの場合
環境設定は必要ありません。
Navigator Windowsクライアントで実行する場合
環境設定は必要ありません。