ここでは、Oracleにデータマートを生成するために必要な環境変数、および権限の設定について説明します。
空白だけの文字データの扱い
空白だけの文字データは、NULL値として出力されます。
空白だけの文字データを空白のまま出力する場合は、環境設定ファイルに以下の環境変数を指定します。
環境変数 | 設定内容 |
---|---|
RN_MART_ORACLE_BLANKS | BLANKS |
【例】
RN_MART_ORACLE_BLANKS=BLANKS |
作成するテーブルの項目数が255項目を超える場合
作成するテーブルの項目数が255項目を超える場合は、Navigatorサーバの環境設定ファイルに以下の環境変数を指定してください。
環境変数 | 設定内容 |
---|---|
RN_ORACLE_LOADER_BINDSIZE | Oracleユーティリティマニュアルを参照してください。 |
【例】
RN_ORACLE_LOADER_BINDSIZE=102400 |
Unicodeを利用している場合
文字コードが、Unicodeのデータベースを使用している場合は、Navigatorサーバの環境設定ファイルに以下の環境変数を指定します。
環境変数 | 設定内容 |
---|---|
RN_MART_ASCII_FILENAME | YES |
【例】
RN_MART_ASCII_FILENAME=YES |
Oracleにデータマートを生成する場合、Oracleのユーザ(KVRGxxxxxxxx)に、以下の権限を与えます。
CREATE ANY TABLE
DROP ANY TABLE
INSERT ANY TABLE
DELETE ANY TABLE
UPDATE ANY TABLE
SELECT ANY TABLE
これらの権限は、GRANTコマンドで与えます。GRANTコマンドの詳細は、OracleのORACLE Server SQL言語リファレンスを参照してください。