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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.9 運用ガイド
FUJITSU Storage

10.3 レプリケーション管理のコマンド

本節では、ETERNUS ディスクアレイを利用したレプリケーション管理のコマンドによる操作について説明しています。

注意

レプリケーション管理のすべてのコマンドはrootユーザーだけが実行可能です。
そのほかのユーザーでコマンド実行した場合は、「swsrp0601」のメッセージを出力しエラー終了します。

注意

  • コマンド実行に必要な動作環境は下表のとおりです。

表10.6 レプリケーション管理のコマンド実行時の動作環境

コマンド名

AdvancedCopy Manager動作環境

swsrpcancel

運用管理サーバで-hオプションを指定してコマンドを実行する場合は、運用管理サーバのデーモン/サービスおよび処理対象である管理対象サーバのデーモン/サービスが動作している必要がある。
管理対象サーバがWindowsかつEC運用の場合は、複写先管理対象サーバのデーモン/サービスが動作している必要がある(-mオプション、-tオプションを指定する場合を除く)。
等価性維持状態のサーバ間レプリケーションの場合は、相手サーバが動作している必要がある(-mオプションを指定する場合を除く)。

swsrpchsync

運用管理サーバで-hオプションを指定してコマンドを実行する場合は、運用管理サーバのデーモン/サービスおよび処理対象である管理対象サーバのデーモン/サービスが動作している必要がある。

swsrpdelvol

管理対象サーバで実行する場合は、運用管理サーバのデーモン/サービスが動作している必要がある。
運用管理サーバで-hオプションを指定してコマンドを実行する場合は、運用管理サーバのデーモン/サービスおよび処理対象である管理対象サーバのデーモン/サービスが動作している必要がある。
サーバ間レプリケーションの場合は、通信先管理対象サーバのデーモン/サービスが動作している必要がある(-dオプションを指定する場合を除く)。

swsrprecbuffstat

運用管理サーバで-hオプションを指定してコマンドを実行する場合は、運用管理サーバのデーモン/サービスおよび処理対象である管理対象サーバのデーモン/サービスが動作している必要がある。

swsrprecbuffset

運用管理サーバで-hオプションを指定してコマンドを実行する場合は、運用管理サーバのデーモン/サービスおよび処理対象である管理対象サーバのデーモン/サービスが動作している必要がある。

swsrpmake

運用管理サーバで-hオプションを指定してコマンドを実行する場合は、運用管理サーバのデーモン/サービスおよび処理対象である管理対象サーバのデーモン/サービスが動作している必要がある。
管理対象サーバがWindowsかつサーバ内レプリケーションかつEC運用の場合は、管理対象サーバのデーモン/サービスが動作している必要がある。
サーバ間レプリケーションの場合は、通信先管理対象サーバのデーモン/サービスが動作している必要がある(-mオプションを指定する場合を除く)。

swsrprecoverres

運用管理サーバで-hオプションを指定してコマンドを実行する場合は、運用管理サーバのデーモン/サービスおよび処理対象である管理対象サーバのデーモン/サービスが動作している必要がある。
管理対象サーバがWindowsの場合は、管理対象サーバのデーモン/サービスが動作している必要がある。
-rオプションを指定する場合は、運用管理サーバのデーモン/サービスが動作している必要がある。

swsrprevsync

運用管理サーバで-hオプションを指定してコマンドを実行する場合は、運用管理サーバのデーモン/サービスおよび処理対象である管理対象サーバのデーモン/サービスが動作している必要がある。

swsrpsetvol

管理対象サーバで実行する場合は、運用管理サーバのデーモン/サービスが動作している必要がある。
運用管理サーバで-hオプションを指定してコマンドを実行する場合は、運用管理サーバのデーモン/サービスおよび処理対象である管理対象サーバのデーモン/サービスが動作している必要がある。
サーバ間レプリケーションの場合は、通信先管理対象サーバのデーモン/サービスが動作している必要がある。

swsrpstartsync

運用管理サーバで-hオプションを指定してコマンドを実行する場合は、運用管理サーバのデーモン/サービスおよび処理対象である管理対象サーバのデーモン/サービスが動作している必要がある。
管理対象サーバがWindowsの場合は、管理対象サーバのデーモン/サービスが動作している必要がある。
サーバ間レプリケーションの場合は、相手サーバが動作している必要がある(-mオプションを指定する場合を除く)。

swsrpstat

運用管理サーバで-hオプションを指定してコマンドを実行する場合は、運用管理サーバのデーモン/サービスおよび処理対象である管理対象サーバのデーモン/サービスが動作している必要がある。

swsrpvolinfo

運用管理サーバで-hオプションを指定してコマンドを実行する場合は、運用管理サーバのデーモン/サービスおよび処理対象である管理対象サーバのデーモン/サービスが動作している必要がある。

注意

  • クラスタ運用の場合、以下の注意事項があります。

    コマンドは、次の手順で実行します。

    1. 必要に応じて、環境変数SWSTGNODEに該当業務の論理ノード名を設定します。環境変数の設定方法は以下のとおりです。

      # SWSTGNODE=論理ノード名
      # export SWSTGNODE
    2. コマンドを実行します。

    コマンドと、環境変数設定の要否およびコマンドを実行するノードは下表のとおりです。コマンドを実行する際の注意事項は備考欄に記述しています。

    表10.7 クラスタ運用時のコマンド

    コマンド

    環境変数の要否

    コマンド実行ノード

    備考

    swsrpsetvol

    必要

    業務稼働ノード

    swsrpvolinfo

    必要

    業務稼働ノード

    swsrpdelvol

    必要

    業務稼働ノード

    swsrprecbuffstat

    必要

    業務稼働ノード

    swsrprecbuffset

    必要

    業務稼働ノード

    swsrpstartsync

    必要

    業務稼働ノード

    swsrpmake

    必要

    業務稼働ノード

    swsrpstat

    必要

    業務稼働ノード

    swsrpcancel

    必要

    業務稼働ノード

    swsrpchsync

    必要

    業務稼働ノード

    swsrprevsync

    必要

    業務稼働ノード

    swsrprecoverres

    必要

    業務稼働ノード