リモート・アドバンスト・コピーの設定をウィザードで設定する手順は、以下のとおりです。
グローバルナビゲーションタブの[ストレージ]をクリックします。
登録されているETERNUS ディスクアレイが、メインペインに表示されます。
メインペインで、操作対象のETERNUS ディスクアレイの「名前」部分をクリックします。
カテゴリーペインで、[アドバンスト・コピー]をクリックします。
カテゴリーペインの項目が、アドバンスト・コピーに関する項目に切り替わります。
カテゴリーペインで、[RECパス]または[RECバッファー]をクリックします。
作成されているRECパスまたはRECバッファーが、メインペインに表示されます。
アクションペインで、[ウィザード]の下にある[リモートコピー設定]をクリックします。
リモート・アドバンスト・コピー設定ウィザード画面が表示されるので、[次へ]ボタンをクリックします。
リモートパートナーを選択する画面が表示されます。
リモートコピーのコピー先となるETERNUS ディスクアレイを選択して、[次へ]ボタンをクリックします。
コピーテーブルサイズを設定する画面が表示されます。
コピー元とコピー先の両方のETERNUS ディスクアレイに対して、コピー・パラメーターを設定したあと、[次へ]ボタンをクリックします。
RECパスを設定する画面が表示されます。
ETERNUS ディスクアレイ間のリモートコピー経路と接続タイプを選択して、[次へ]ボタンをクリックします。
注意
「次へ」ボタンをクリックしたあと、以下のメッセージがダイアログに表示されるときがあります。
本ウィザードでの操作完了後に別途応答遅延時間の測定を実施してください。
このときは、運用管理サーバと対象ストレージ装置間のネットワーク環境や距離の影響で、ストレージ装置においてRECパスが正常な状態になるのに時間がかかっている可能性があります。メッセージが出力された場合は、本項に記載されているウィザードでの操作を最後まで実施したあと、以下の手順でRECパスの応答遅延時間を測定してください。
RECパス詳細画面で、「状態」欄が"Normal"になっていることを確認します。
"Normal"になっていない場合は、"Normal"になるのを待ち合わせてください。運用環境によって、"Normal"になるまで10分程度かかることがあります。
応答遅延時間を測定します。
測定方法は、「9.10.14 RECパスの応答遅延時間の測定」を参照してください。
応答遅延時間の測定の実施状況は、RECパス一覧画面の「応答遅延時間(ミリ秒)」欄に表示される文字列で確認できます。
表示される文字列 | 説明 |
---|---|
数値 | 応答遅延時間の測定を実施済みです。 |
ハイフン(-) | 応答遅延時間の測定を未実施です。 |
RECバッファーを選択する画面が表示されます。
非同期Consistencyモードで使用する場合は、ローカルとリモートのRECバッファーを選択して、[次へ]ボタンをクリックします。
設定の確認画面が表示されます。情報が正しければ、[閉じる]ボタンをクリックします。
注意
「モード」欄に"RA"または"CA/RA"が表示されているローカルデバイスポートを、リモートコピー経路に選択できます。
「モード」欄に"RA"または"CA/RA"が表示されているリモートデバイスポートを、リモートコピー経路に選択できます。
RECパスの圧縮率の設定は、1つ以上のRECパスを追加した場合だけ有効です。
既存のRECパスの削除だけを実施する場合、指定した圧縮率は設定されません。
Webコンソールで帯域制限を設定するには、ローカルおよびリモートの両方のディスクアレイが、帯域制限をサポートしている必要があります。帯域制限をサポートしていない装置が混在したパスに対して帯域制限を設定する場合は、ETERNUS Web GUIで設定してください。
ETERNUS SFシステムでのRECバッファー設定では、RECバッファーが、RECコピー元/コピー先となる両方のETERNUS ディスクアレイに同時に設定されます。このため、指定するサイズ以上のRECバッファー空き容量が、両方のETERNUS ディスクアレイに必要です。
ETERNUS ディスクアレイのRECバッファー最大容量は、ハードウェアのマニュアルを参照してください。