以下の作業を実施してください。なお、管理対象サーバでの操作に加えて、Webコンソールから実行する操作があります。
ポイント
Storage Cruiserマネージャーのアップグレードを同時に実施する場合は、Storage Cruiserマネージャーのアップグレード作業が完了したあとに、以下の手順を実施してください。
『Storage Cruiser 運用ガイド』の「Correlation.iniパラメーター説明」のカスタマイズを実施している場合は、Storage Cruiserエージェント設定情報を復元します。
カスタマイズを実施していない場合、本作業は不要です。
「5.3.1.1 旧バージョンレベルのバックアップ」で指定した backupDir ディレクトリ配下の以下ファイルに、旧Storage Cruiserエージェント設定情報が保存されています。
backupDir\etc\Correlation.ini
バックアップファイルを参照して、旧Storage Cruiserエージェント導入時から変更した定義を、$ENV_DIR\ESC\Agent\etc\Correlation.iniファイルに反映してください。
($ENV_DIRは、Storage Cruiserエージェントをインストールしたときの「環境設定ディレクトリ」です。)
参照
Correlation.iniパラメーターのカスタマイズ方法は、『Storage Cruiser 運用ガイド』の「Correlation.iniパラメーター説明」を参照してください。
『Storage Cruiser 運用ガイド』の「TFOConfig.iniパラメーター説明」のカスタマイズを実施している場合は、Storage Clusterコントローラー設定情報を復元します。
カスタマイズを実施していない場合、本作業は不要です。
「5.3.1.1 旧バージョンレベルのバックアップ」で指定した backupDir ディレクトリ配下の以下ファイルに、旧Storage Clusterコントローラー設定情報が保存されています。
backupDir\etc\TFOConfig.ini
バックアップファイルを参照して、旧Storage Cruiserエージェント導入時から変更した定義を、$ENV_DIR\ESC\Agent\etc\TFOConfig.iniファイルに反映してください。
($ENV_DIRは、Storage Cruiserエージェントをインストールしたときの「環境設定ディレクトリ」です。)
参照
TFOConfig.iniパラメーターのカスタマイズ方法は、『Storage Cruiser 運用ガイド』の「TFOConfig.iniパラメーター説明」を参照してください。
Service Control Managerを開き、ETERNUS SF Storage Cruiser Agentサービスを起動します。
Webコンソールで以下の操作を実施し、サーバ情報を再読込みします。
グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。
登録されているサーバの一覧が、メインペインに表示されます。
メインペインで、操作対象のサーバのチェックボックスをチェックします。
アクションペインで、[サーバ]の下にある[設定の再読み込み]をクリックします。
参照
アップグレード後にIPアドレスを変更したい場合は、『Storage Cruiser 運用ガイド』の「[Windows版]エージェントの保守」にある「サーバノードのIPアドレスの変更」を参照してください。
ポイント
Storage Cruiserエージェントのアップグレード後に正常動作を確認できたら、「5.3.1.1 旧バージョンレベルのバックアップ」の手順5で作成したバックアップ先ディレクトリ内のバックアップデータを削除して問題ありません。