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ETERNUS SF Express 16.9 / Storage Cruiser 16.9 / AdvancedCopy Manager 16.9 移行ガイド
FUJITSU Storage

5.3.4 アップグレードインストール後の作業

以下の作業を実施してください。なお、管理対象サーバでの操作に加えて、Webコンソールから実行する操作があります。

ポイント

Storage Cruiserマネージャーのアップグレードを同時に実施する場合は、Storage Cruiserマネージャーのアップグレード作業が完了したあとに、以下の手順を実施してください。

  1. 『Storage Cruiser 運用ガイド』の「Correlation.iniパラメーター説明」のカスタマイズを実施している場合は、Storage Cruiserエージェント設定情報を復元します。
    カスタマイズを実施していない場合、本作業は不要です。

    5.3.1.1 旧バージョンレベルのバックアップ」で指定した backupDir ディレクトリ配下の以下ファイルに、旧Storage Cruiserエージェント設定情報が保存されています。

    backupDir\etc\Correlation.ini

    バックアップファイルを参照して、旧Storage Cruiserエージェント導入時から変更した定義を、$ENV_DIR\ESC\Agent\etc\Correlation.iniファイルに反映してください。
    ($ENV_DIRは、Storage Cruiserエージェントをインストールしたときの「環境設定ディレクトリ」です。)

    参照

    Correlation.iniパラメーターのカスタマイズ方法は、『Storage Cruiser 運用ガイド』の「Correlation.iniパラメーター説明」を参照してください。

  2. 『Storage Cruiser 運用ガイド』の「TFOConfig.iniパラメーター説明」のカスタマイズを実施している場合は、Storage Clusterコントローラー設定情報を復元します。
    カスタマイズを実施していない場合、本作業は不要です。

    5.3.1.1 旧バージョンレベルのバックアップ」で指定した backupDir ディレクトリ配下の以下ファイルに、旧Storage Clusterコントローラー設定情報が保存されています。

    backupDir\etc\TFOConfig.ini

    バックアップファイルを参照して、旧Storage Cruiserエージェント導入時から変更した定義を、$ENV_DIR\ESC\Agent\etc\TFOConfig.iniファイルに反映してください。
    ($ENV_DIRは、Storage Cruiserエージェントをインストールしたときの「環境設定ディレクトリ」です。)

    参照

    TFOConfig.iniパラメーターのカスタマイズ方法は、『Storage Cruiser 運用ガイド』の「TFOConfig.iniパラメーター説明」を参照してください。

  3. Service Control Managerを開き、ETERNUS SF Storage Cruiser Agentサービスを起動します。

  4. Webコンソールで以下の操作を実施し、サーバ情報を再読込みします。

    1. グローバルナビゲーションタブの[サーバ]をクリックします。
      登録されているサーバの一覧が、メインペインに表示されます。

    2. メインペインで、操作対象のサーバのチェックボックスをチェックします。

    3. アクションペインで、[サーバ]の下にある[設定の再読み込み]をクリックします。

参照

アップグレード後にIPアドレスを変更したい場合は、『Storage Cruiser 運用ガイド』の「[Windows版]エージェントの保守」にある「サーバノードのIPアドレスの変更」を参照してください。

ポイント

Storage Cruiserエージェントのアップグレード後に正常動作を確認できたら、「5.3.1.1 旧バージョンレベルのバックアップ」の手順5で作成したバックアップ先ディレクトリ内のバックアップデータを削除して問題ありません。