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ETERNUS SF Express 16.9 / Storage Cruiser 16.9 / AdvancedCopy Manager 16.9 移行ガイド
FUJITSU Storage

4.3.1 アップグレードインストール前の作業

4.3.1.1 旧バージョンレベルのバックアップ

アップグレードインストールに失敗したときのリカバリー用に、旧バージョンレベルのStorage Cruiserエージェントの運用環境をバックアップします。手順は以下のとおりです。

  1. 作業を行うサーバに、Administrator権限を持つユーザーでログオンします。

  2. 本バージョンレベルのDVD媒体「ETERNUS SF SC/ACM/Express メディアパック (16.9以降) エージェントプログラム & マニュアル」を、DVDドライブに挿入します。
    なお、自動起動によってインストーラー画面が表示されている場合は、インストーラーを終了させます。

  3. Service Control Managerを開き、ETERNUS SF Storage Cruiser Agentサービスを停止します。

  4. コマンドプロンプトを「管理者として実行」で起動します。

  5. 以下のバッチを実行して、旧バージョンレベルのバックアップを実施します。

    backupDir には、バックアップデータを格納するディレクトリを絶対パスで指定してください。

    <DVDドライブ>:\Agent_windows\Storage_Cruiser\windows_x86\scagtpreinst.bat backupDir

    バックアップに失敗した場合は、出力されたエラーメッセージを確認して失敗した原因を取り除いたあと、バッチを再実行してください。

    ポイント

    • ディレクトリ名には、半角記号【 " | : * ? / . < > , % & ^ = ! ; 】を使用できません。

    • ディレクトリ名に半角空白を含む場合は、ダブルクォートで囲む必要があります。

  6. システムをバックアップします。