アップグレードインストールに失敗したときのリカバリー用に、旧バージョンレベルのStorage Cruiserエージェントの運用環境をバックアップします。手順は以下のとおりです。
作業を行うサーバに、Administrator権限を持つユーザーでログオンします。
本バージョンレベルのDVD媒体「ETERNUS SF SC/ACM/Express メディアパック (16.9以降) エージェントプログラム & マニュアル」を、DVDドライブに挿入します。
なお、自動起動によってインストーラー画面が表示されている場合は、インストーラーを終了させます。
Service Control Managerを開き、ETERNUS SF Storage Cruiser Agentサービスを停止します。
コマンドプロンプトを「管理者として実行」で起動します。
以下のバッチを実行して、旧バージョンレベルのバックアップを実施します。
backupDir には、バックアップデータを格納するディレクトリを絶対パスで指定してください。
<DVDドライブ>:\Agent_windows\Storage_Cruiser\windows_x86\scagtpreinst.bat backupDir
バックアップに失敗した場合は、出力されたエラーメッセージを確認して失敗した原因を取り除いたあと、バッチを再実行してください。
ポイント
ディレクトリ名には、半角記号【 " | : * ? / . < > , % & ^ = ! ; 】を使用できません。
ディレクトリ名に半角空白を含む場合は、ダブルクォートで囲む必要があります。
システムをバックアップします。