バージョン16.9から、警告閾値および注意閾値が設定されていない場合でも、シン・プロビジョニングプールの容量グラフが表示されます。
バージョン16.9から、ウィザードによる設定の操作中に応答遅延時間の測定に失敗した場合でも、ウィザードで実施したRECパスの設定が反映されます。
なお、応答遅延時間の測定は、別途、ウィザードでの操作終了後に実施できます。
参考
バージョン16.8以前では、ウィザードによる設定の操作中に応答遅延時間の測定に失敗した場合、ウィザードで実施したRECパスの設定は反映されません。
セキュリティ強化のため、Webブラウザーから運用管理サーバへ接続する際の通信プロトコルのうち、TLS 1.0およびTLS 1.1をデフォルトで無効に設定しました。
参照
詳細は、『Webコンソール説明書』の「運用管理サーバへアクセスする際の通信プロトコルに関する注意事項」を参照してください。
バージョン16.9から、Microsoft Windows Server 2022での動作をサポートします。
ポイント
Microsoft Windows Server 2022で本ソフトウェアを動作させるために、本ソフトウェアに対する緊急修正の適用が必要になる場合があります。
Expressを運用する場合
マネージャープログラムに、Microsoft Windows Server 2022での利用を可能にする緊急修正の適用が必要です。
Storage Cruiserを運用する場合
マネージャープログラムに、Microsoft Windows Server 2022での利用を可能にする緊急修正の適用が必要です。
Storage Cruiserエージェントに対する緊急修正の適用は不要です。
AdvancedCopy Managerを運用する場合
エージェント利用型運用では、マネージャープログラムに、Microsoft Windows Server 2022での利用を可能にする緊急修正の適用が必要です。AdvancedCopy Managerエージェントに対する緊急修正の適用は不要です。
エージェントレス型運用では、AdvancedCopy Manager Copy Control Moduleに対する緊急修正の適用は不要です。
注意
バージョン16.9のStorage CruiserエージェントおよびAdvancedCopy ManagerエージェントをインストールしたMicrosoft Windows Server 2022のサーバを本ソフトウェアにサーバ登録した場合、Webコンソールにおいて、そのサーバ情報のOS名には以下の文字列が表示されます。
Storage Cruiserエージェントだけをインストールしたサーバ: "Windows Server 2019"
AdvancedCopy Managerエージェントだけをインストールしたサーバ: "Windows"
Storage CruiserエージェントとAdvancedCopy Managerエージェントの両方をインストールしたサーバ: "Windows Server 2019"
AdvancedCopy ManagerのstgxfwcmdispsrvコマンドでMicrosoft Windows Server 2022の運用管理サーバおよび管理対象サーバの情報を表示した場合、[OS-Type]欄には"Windows Server"が表示されます。
参照
Express、Storage Cruiser、およびAdvancedCopy Managerが動作するOSの一覧は、『導入ガイド』の以下の箇所を参照してください。
「ETERNUS SF Managerの動作環境」
「Storage Cruiserエージェントの動作環境」
「AdvancedCopy Managerエージェントの動作環境」
「AdvancedCopy Manager CCMの動作環境」