本章では、CLIインストーラによる本ソフトウェアのアンインストールについて説明します。
注意
以下の手順を誤った場合、システムにアクセスできなくなることがあります。以下の手順を行う前に、システムストレージに対してスナップショットを取得してください。
対象システムにログインし、rootユーザになります。
$ sudo su - <Return> Password: password <Return>
CloudWatch エージェントを無効化します。
詳細はAWSのドキュメントを参照してください。
インスタンスのタグの設定を変更して、インスタンスを切替対象から外します。
AWSマネジメントコンソールを利用して、fujitsu.pclswr.is_recovery_targetタグの値をfalseに設定してください。
RMSを起動している場合は、RMSを停止してください。
# hvshut -a <Return>
以下のコマンドを実行し、PRIMECLUSTERのサービスを抑止してください。
# /opt/FJSVpclinst/bin/pclservice off <Return>
システムを再起動してください。
# shutdown -r now <Return>
対象システムにログインし、rootユーザになります。
$ sudo su - <Return> Password: password <Return>
PRIMECLUSTER のUpdateSite 形式の修正を適用している場合は、修正を削除します。
詳細は、UpdateAdvisor(ミドルウェア)のhelp、および修正情報ファイルを参照してください。
注意
ただし、uam removeでパッチを削除した場合、pclservice on、および、OS再起動は不要です。
DVDからデータをコピーし、インストールする環境に配置します。
DVDのセットとマウントができる環境を別途用意し、DVDをマウントしてください。
コピー元システム# mount -t iso9660 -r /dev/<デバイスファイル名> <DVD-ROMマウントポイント> <Return>
<DVD-ROM マウントポイント>配下のディレクトリをすべて対象システムにコピーします。コピーした先のディレクトリを<コピー先ディレクトリ>とします。
注意
対象システムにコピーする際は、tarコマンドでアーカイブするなどして、シンボリックリンクが実体ファイルにならないように注意してください。
CLIアンインストーラを実行してください。
# cd <コピー先ディレクトリ>/Tool <Return> # ./cluster_uninstall <Return> Are you sure to remove PRIMECLUSTER from your system (y or n) ? y ・ ・ The uninstallation finished successfully.
以下のコマンドを実行し、smawrrms.service.dと配下のファイルを削除してください。
# rm -rf /etc/systemd/system/smawrrms.service.d <Return>
以下のコマンドを実行し、EFSをアンマウントしてください。
# umount /var/opt/SMAWRrms/log <Return>
/etc/fstabの以下の設定を削除してください。
file-system-id:/ /var/opt/SMAWRrms/log efs _netdev,noresvport,tls,iam 0 0
ディレクトリを削除してください。
# rm -rf /var/opt/SMAWRrms <Return>
システムを再起動してください。
# shutdown -r now <Return>