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PRIMECLUSTER Global Link Services 説明書 4.6 (伝送路二重化機能編)
FUJITSU Software

K.7.3 非互換機能

(1) GS連携方式の復旧監視のリトライ機能

GS連携方式では、pingによる復旧監視は、1回成功した時点で復旧と判断していました。ping監視が複数回成功した時点で復旧と判断するように、ping監視のリトライ回数が設定できるようになりました。

リトライ回数の設定は、“(2) hanetobservコマンド”を参照してください。

復旧検出時間:

復旧検出時間 = 復旧監視間隔(秒) × リトライ数(回) + (0~復旧監視間隔(秒))

デフォルトの設定値では以下のようになります。
5秒 × 0回 + 0~5秒 = 0~5秒

リトライ数を2回に設定した場合、以下のようになります。

5秒 × 2回 + 0~5秒 = 10~15秒

図K.1 伝送路復旧検出シーケンス(リトライ数(2回)の場合)

【変更点】