GLSは、KVMホスト(管理OS)およびゲストドメイン(ゲストOS)の通信を高信頼化します。各二重化方式の対応は以下のとおりです。
二重化方式 | KVMホスト(管理OS) | KVMゲスト (ゲストOS) | |
---|---|---|---|
仮想インタフェース上に | 仮想インタフェースで | ||
高速切替方式 | × | × | ○ |
NIC切替方式 | × | △ | ○ |
仮想NIC方式 | ○ | × | ○ |
GS連携方式 | × | × | ○ |
○:サポート(RHEL7以降)、△:サポート(RHEL7)、×:未サポート
注意
ホストOS上の仮想インタフェースでゲストOSの通信を高信頼化することはできません。
ゲストOSの通信を高信頼化する場合、ゲストOSにもGLSを導入してください。
SR-IOV機能により作成されたインタフェースを二重化する場合は、NIC切替方式を使用してください。