以下のようなマスタテーブルと実データテーブルで結合関係にあるCSVデータを分析するために、分析の視点である管理ポイントを作成します。
機種別での分析の視点を作成する
機種別に売上高や、利益などを集計するために、マスタテーブル「商品コード」、「機種名」からマスタ型管理ポイントを作成します。
ポイント
マスタテーブルが存在する場合は、全値型管理ポイントを利用するより、マスタ型管理ポイントを利用する方が、データを取り出す時の性能が向上します。
より大きなくくりで分析するための視点を作成する
より大きなくくりで分析するために、機種を商品別に分類します。
分類するには、カテゴリ型管理ポイントを利用します。ここでは、カテゴリ型管理ポイント「商品小分類」、「商品中分類」を作成します。
ある視点を階層化することで、より大きなくくりで分析でき、単体ではわかりづらかった傾向などが確認できます。
特定の機種に対しての分析の視点を作成する
全機種ではなく、特定のものを対象に分類します。ここでは、カテゴリ型管理ポイントで、パソコンを対象に、ノードPC、デスクトップPCを作成し、それぞれ対応した機種を分類します。
時間軸を作成する
時間(日付でも可)に関する項目がある場合には、時間軸を作成することができます。
ここでは、取引日を利用して、時間型管理ポイント「年度」、「半期」、「四半期」、「月度」、「日」を作成します。
時間型管理ポイントを作成することで、月別の売上傾向など、時間による推移、傾向などが確認できます。
数値を利用して、範囲別の視点を作成する
売上高、個数や人数など、数値に関する項目を利用して、さまざまな範囲の視点を作成します。
ここでは、売上額を利用して、範囲型管理ポイント「価格帯」を作成します。
価格帯を作成することで、どの価格帯の商品が売れているのか、売上の傾向などが確認できます。