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Interstage Navigator ServerV9.6.0 Navigator APIサンプルプログラム説明書
FUJITSU Software

2.1.1 データの登録

2.1.1.1 辞書データベースがSymfoware、Oracle、またはSQL Serverの場合

Navigatorデータ登録ツールを利用して、サンプルデータを登録します。

ここでは、データベースとしてSymfoware/RDBを使っています。

  1. Navigatorのスタートメニューから、Navigatorデータ登録ツールを起動し、管理者のユーザIDでログオンします。

    →データの登録画面が表示されます。

  2. 以下の項目を指定します。

    指定する項目

    指定する値

    ファイル名

    Navigator APIインストールディレクトリ\

    Samples\SampleData\NaviAPIsample.csv

    「ファイルの構造」の項目名行

    1

    「ファイルの構造」の見出し行

    空白

    「ファイルの構造」のデータ開始行

    2

    スキーマ

    サンプルデータ用のスキーマ

    テーブル

    APISAMPLE(サンプルデータ用のテーブル)

    画面例を以下に示します。

  3. [転送]ボタンをクリックします。

    「テーブルの登録が完了しました」のメッセージが表示されれば、登録完了です。

2.1.1.2 辞書データベースがPostgresの場合

PostgreSQL対話的ターミナル(psqlコマンド)、およびNavigatorツールを利用して、サンプルデータを登録します。

psqlコマンドは、PostgreSQL クライアントアプリケーションに含まれています。

また、サンプルデータの登録に使用するファイルは、以下に格納されています。

Navigator APIインストールディレクトリ\Samples\SampleData\db_setup_postgres.bat

サンプルデータの登録に使用するファイルはWindows版のみを提供しているため、本手順はWindows環境で実施する必要があります。

  1. PostgreSQL クライアントアプリケーションをインストールします。

    作業するマシンにPostgreSQL クライアントアプリケーションをインストールしてください。

  2. db_setup_postgres.batの以下の内容を、使用するPostgreSQLの環境に合わせて編集します。

    • SET DATABASE=postgres

    • SET PORTNUM=26500

    • SET SERVER=localhost

    • SET SUPERUSER=postgres

    DATABASE :使用するデータベースの名前を指定します。

    PORTNUM :PostgreSQLが接続監視を行っているTCPポート番号を指定します。

    SERVER :PostgreSQLサーバを実行しているマシンのホスト名を指定します。

    ADMINUSER:PostgreSQLのSUPERUSER権限を持つユーザを指定します。

  3. コマンドプロンプトを起動してSampleDataフォルダに移動します。

    実行例)Navigator APIインストールディレクトリがC:\NAVIAPの場合

    cd C:\NAVIAP\Samples\SampleData

  4. コマンドプロンプトからdb_setup_postgres.batを実行します。

    実行例)Navigator APIインストールディレクトリがC:\NAVIAPの場合

    C:\NAVIAP\Samples\SampleData>db_setup_postgres.bat

  5. ADMINUSERのパスワードを聞かれた場合はパスワードを入力するとスキーマ、およびテーブルが作成されます。

    実行例)Navigator APIインストールディレクトリがC:\NAVIAPの場合

    C:\NAVIAP\Samples\SampleData>db_setup_postgres.bat
    ユーザ superuser のパスワード:
    CREATE SCHEMA
    CREATE TABLE
    GRANT
    GRANT
    COPY 1100

    C:\NAVIAP\Samples\SampleData>

  6. Navigatorツールを起動し、管理者のユーザIDでログオンします。

  7. メニュー[追加]→[スキーマ]を選択してスキーマ「APISAMPLE」を追加します。

  8. スキーマ「APISAMPLE」を選択してからメニュー[追加]→[テーブル]を選択して、テーブル「APISAMPLE」を追加します。以上で登録完了です。