パラメタの指定に誤りがあります.
意味
オプションパラメタの指定に誤りがあるか、必要なオプションパラメタが指定されていないため処理を続行できません。
以下のような場合に、本エラーメッセージが出力されます。
例)
rn_locklogon -l -a -t |
-t オプションの後には"all"または"usr"のオプションパラメタが必要です。
対処方法
オプションパラメタの指定を確認して、再度実行してください
パラメタの指定に誤りがあります.
意味
オプションの指定に誤りがあるか、必要なオプションが指定されていないため処理を続行できません。
以下のような場合に、本エラーメッセージが出力されます。
例)
rn_locklogon -x |
サポートされていないオプション -x が指定されています。
対処方法
オプションの指定を確認して、再度実行してください
運用が停止中です.
意味
Navigator Serverの運用が開始されていません。
対処方法
Navigator Serverの運用状態を確認してください。
クラスタ運用を行っている場合、代表IPアドレス以外のIPアドレスに接続している可能性があります。接続先を確認してください。
Navigator Serverは運用中です.
意味
Navigator Serverはすでに運用中です。
Navigator Serverを使用しているユーザがいます.
意味
Navigator Serverに接続しているユーザがいるため、コマンドを実行できません。
対処方法
Navigator Serverに接続しているユーザがいない状態で再度コマンドを実行してください。
ログオンはすでに規制されています.
意味
ログオンはすでに規制されています。
対処方法
ログオンはすでに規制されているので、さらに規制する必要はありません。
ログオンは規制されていません.
意味
ログオンの規制を解除しようとしましたが、ログオンは規制されていないため処理を中断します。
対処方法
ログオンは規制されていないので、解除する必要はありません。
指定したユーザまたはグループは存在しません.
意味
パラメタに指定したユーザまたはグループは存在しません。
対処方法
ユーザ名またはグループ名を確認して再度実行してください。
タイムアウトが発生しました.
意味
複数のユーザが同時にログインしようとした場合に、接続処理において排他獲得待ちとなり、タイムアウト(最大60秒)が発生しました。
対処方法
しばらくしてから再度実行してください。
指定したユーザは接続していません.
意味
クライアントにメッセージを通知しようとした、または接続している利用者を強制切断しようとしましたが、指定した利用者はNavigator Serverに接続していないので、処理できませんでした。
対処方法
メッセージの通知、および強制切断は、Navigator Serverに接続している利用者に対して有効です。
rn_showuserコマンドで接続中の利用者を確認し、接続中利用者に対してコマンドを実行してください。
メッセージの長さが制限値を超えています.
意味
メッセージの長さが制限値を超えています。
対処方法
255バイト以内のメッセージを指定してください。
強制切断できないユーザがいます.
意味
強制切断しようとしましたが、切断できないユーザがいました。
対処方法
rn_killuserコマンドを-fオプションなしで実行した場合、ユーザ/グループが切断対象に含まれるような場合であっても、切断しない場合があります。このときは、利用者に直接ログオフするように通知してください。
やむを得ず強制切断を強行する場合は、-fオプションを指定して再実行してください。ただし、辞書を更新中の利用者を強制切断した場合、辞書の内容を破損する場合があります。
詳細は、“Navigator Server コマンドリファレンス”を参照してください。
Navigator Serverの環境設定に誤りがあります.
意味
ユーザ管理コマンドの実行環境の環境変数「RN_CONF_FILE」の指定に誤りがあります。
また、環境変数「RN_CONF_FILE」に指定した環境設定ファイルが存在しないか、または環境設定ファイルに参照権限が与えられていない可能性があります。
対処方法
環境変数「RN_CONF_FILE」に正しい環境設定ファイルの絶対パス名を指定し、参照できる権限を設定してください。
詳細は“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。
ユーザ管理機能を使用した運用は行われていません.
意味
環境設定ファイルにユーザ管理運用を行うための環境変数「RN_USER_CONTROL」が設定されていません。
対処方法
環境変数「RN_CONF_FILE」で指定した環境設定ファイルに、ユーザ管理運用を行うための環境変数「RN_USER_CONTROL=YES」を設定してください。
クラスタ運用を行っている場合は、ユーザ管理機能を使用する必要があります。
設定方法については、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。
Windows環境では,使用できない機能です.
意味
Windowsサーバの環境で、サポートしていない機能を使おうとしました。
以下のコマンドは、使用できません。
rn_start(運用の開始)
rn_shut(運用の停止)
対処方法
Windowsサーバの環境では、ユーザ管理機能の運用の開始、および運用の停止は、Navigatorサービスの開始/停止と連動して、自動的に制御されます。rn_startとrn_shutコマンドは使用しないでください。
共有メモリが不足しています.
意味
共用メモリが不足しているため処理を続行できません。
対処方法
共用メモリの見積もりを実施してください。共用メモリの見積もりについては、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。
共用メモリを十分に確保しているにもかかわらず、本現象が発生する場合は、何かの異常によりNavigatorサーバが不安定な状態になっている可能性があります。ユーザ管理コマンドで、Navigatorサーバを再起動してください。それでも解決しない場合は、OS(Operating System)が不安定な状態になっている可能性があります。その場合は、システムを再起動してください。
システムの仮想メモリが不足しています.
意味
システムの仮想メモリが不足しているため処理を続行できません。
対処方法
しばらくして実行を試みてください。
解決できない場合は、サーバのスワップファイル(UNIXサーバの場合はスワップ領域)のサイズを拡大してください。拡大したにもかかわらず、本現象が発生する場合は、何かの異常によりNavigatorサーバが不安定な状態になっている可能性があります。ユーザ管理コマンドで、Navigatorサーバの運用の停止と開始を行ってください。それでも解決しない場合は、OSが不安定な状態になっている可能性があります。その場合は、システムを再起動してください。
作業ファイルのオープンに失敗しました.
意味
コマンドの実行中に、作業ファイルのオープン処理でエラーが発生しました。
対処方法
環境変数「RN_WORKDIR」または「TMPDIR」に指定したディレクトリが存在することを確認してください。存在する場合は、ディレクトリに書き込み権限があるか確認してください。
作業ファイルの読み込みに失敗しました.
意味
コマンドの実行中に、作業ファイルの読み込み処理でエラーが発生しました。
対処方法
何かの原因で、作業ファイルが破壊された、またはファイルシステムに異常が発生した可能性があります。
Navigatorサーバの運用の停止と開始を行ってください。
作業ファイルへの書き込みに失敗しました.
意味
コマンドの実行中に、作業ファイルの書き込み処理でエラーが発生しました。
対処方法
環境変数「RN_WORKDIR」または「TMPDIR」に指定したディレクトリのディスク容量が不足していないか確認してください。
作業ファイルを作成するディレクトリが指定されていません.
意味
環境変数「RN_WORKDIR」に、作業ファイルを作成するディレクトリが指定されていません。
対処方法
ユーザ管理機能を使用するときは、環境変数「RN_WORKDIR」で作業ファイルを作成するディレクトリの絶対パス名を指定してください。以下のどちらかの方法で指定します。
環境設定ファイルに環境変数「RN_WORKDIR」を定義し、コマンド実行環境には、環境変数「RN_CONF_FILE」で環境設定ファイルのパス名を指定します。
コマンド実行環境に、直接、環境変数「RN_WORKDIR」を環境設定ファイルと同じ内容で設定します。
作業ファイルを作成するディレクトリの指定に誤りがあります.
ディレクトリが存在しません.
意味
環境変数「RN_WORKDIR」に指定したディレクトリが存在しません。
対処方法
環境変数「RN_WORKDIR」に正しいディレクトリの絶対パス名を指定してください。
作業ファイルを作成するディレクトリの指定に誤りがあります.
ディレクトリにアクセス権がありません.
意味
環境変数「RN_WORKDIR」に指定したディレクトリに、読み込み、書き込みを行う権利がありません。
対処方法
環境変数「RN_WORKDIR」に指定したディレクトリの権限を確認し、ユーザ管理コマンドを実行するシステム管理者が、読み込み、書き込みを行うことができる権限を設定してください。
作業ファイルを作成するディレクトリの指定に誤りがあります.
ディレクトリではありません.
意味
環境変数「RN_WORKDIR」にディレクトリ以外のパスが指定されています。
対処方法
環境変数「RN_WORKDIR」にディレクトリの絶対パス名を指定してください。
システムエラーが発生しました.
意味
内部エラーが発生したため処理を続行できませんでした。
負荷分散システムで運用しているNavigatorサーバに対して、負荷分散に対応していないクライアントから接続を行っている可能性があります。
対処方法
何かの異常により、Navigatorサーバが不安定な状態になっている可能性があります。ユーザ管理コマンドで、Navigatorサーバの運用の停止と開始を行ってください。それでも解決できない場合は、OSが不安定な状態になっている可能性があります。その場合は、システムを再起動してください。
負荷分散に対応したクライアントをインストールし、接続を行ってください。
共有メモリへのアクセス中にエラーが発生しました.
意味
内部エラーが発生したため処理を続行できませんでした。
対処方法
何かの異常により、Navigatorサーバが不安定な状態になっている可能性があります。ユーザ管理コマンドで、Navigatorサーバの運用の停止と開始を行ってください。それでも解決できない場合は、OSが不安定な状態になっている可能性があります。その場合は、システムを再起動してください。
システムの排他制御でエラーが発生しました.
意味
内部エラーが発生したため処理を続行できませんでした。
対処方法
何かの異常により、Navigatorサーバが不安定な状態になっている可能性があります。ユーザ管理コマンドで、Navigatorサーバの運用の停止と開始を行ってください。それでも解決できない場合は、OSが不安定な状態になっている可能性があります。その場合は、システムを再起動してください。
ユーザ名またはパスワードに誤りがあります.(code:%1)
意味
以下の原因によって、指定したユーザ名とパスワードでログインできませんでした。
指定したユーザ名またはパスワードに誤りがある。
ユーザがユーザ管理ファイルに登録されていない(Windows版かつOS認証の場合)。
OS認証の場合にはOS、エンタープライズ認証の場合はユーザ認証システムに指定したユーザが登録されていない。または有効期限がきれている。
パラメタ
%1: 認証エラーの詳細コード
1:認証タイプ設定ファイルの誤り
2:パスワードの期限切れ
7:認証出口モジュールのローディングに失敗
8:認証出口モジュールのシンボル解決に失敗
その他:ユーザ名またはパスワード誤りなどによりOSまたは認証システムでの認証に失敗
対処方法
以下の対処を行ってください。
ユーザ名またはパスワードを正しく指定し、再度実行してください。
Navigatorユーザ登録画面でユーザを登録してください。ユーザの登録後はサービスを再起動してください。
OSまたはユーザ認証システムにユーザが登録されているか確認してください。
また、詳細コードが1,2,7,8の場合は、以下の対処を行って下さい
詳細コードが1の場合
認証タイプ設定ファイルの設定に誤りがないか見直してください。
詳細コードが2の場合
パスワードが期限切れとなっていないか確認してください。
詳細コードが7の場合
認証出口モジュールを正しく配置してください。
PATH、LD_LIBRARY_PATHに認証出口モジュールのパスおよび認証出口
モジュールが参照するモジュールのパスが含まれているか確認してください。
詳細コードが8の場合
認証出口モジュールが正しく作成されているか確認してください。
Navigatorサーバへの接続に失敗しました.(%1)
意味
辞書コマンドにおいて、Navigatorサーバへの接続ができませんでした。
パラメタ
%1:内部情報
対処方法
内部エラーです。
メッセージID、メッセージ本文および埋め込み情報を確認し、富士通技術員に連絡してください。
現在,ログオンを規制されています.
意味
システム管理者によってログオンを規制されているため、指定したユーザ名ではログオンできません。
対処方法
運用時間を確認したうえで再度ログオンしてください。
サーバが混みあっています.しばらく時間をおいてから操作をしてください.
意味
システムの接続数の上限値に達しているので、ログオンできません。
ユーザ/グループに割り当てられている接続数を超えたため、ログオンできません。
対処方法
しばらくしてログオンを試みてください。
解決できない場合は、それぞれ以下の対処を実施してください。
システムの接続数の上限値に達している場合
rn_showuserコマンドで、現在接続しているユーザを確認してください。必要のない接続をログオフすることで、ログオンできるようになります。
現象が多発するときは、rn_setuserコマンドを使って設定されている接続可能数を確認してください。rn_setuserコマンドについては、“Navigator Server コマンドリファレンス”を参照してください。
また、Webクライアントから利用している場合、Webコンポーネントのセッションが回収待ち状態になって残っている可能性があります。
Webクライアントからの利用時に、Webブラウザのクローズボタン([X])でウィンドウをクローズした場合、サーバ上にセッション情報が残る場合があります。そのため、実際の接続ユーザよりも少ないユーザで、接続数の上限に達する場合があります。このセッション情報は、Interstage Application Serverの「web.xml」ファイルに設定したタイムアウト時間を経過した場合に自動的に回収されるため、その時間を待ってから再度ログオンしてください。タイムアウトの設定については、“Navigator Server セットアップガイド Vol.2”を参照してください。
Webクライアントの利用を終了する際には、GUI上の[終了]、[ログアウト]ボタンをクリックし、セッションを終了してから、Webブラウザのクローズボタンでウィンドウを閉じてください。
ユーザ/グループに割り当てられている接続数を超えている場合
管理者に、ユーザ/グループ単位に許可されている接続数を確認してください。接続数を増やす必要があるときは、管理者に依頼してください。
ユーザ/グループ単位のログオン規制については、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。
Navigator Serverの環境設定に誤りがあります.
意味
以下のどちらかの環境変数に指定されたファイルにアクセスできません。存在しないか、参照権限が与えられていない可能性があります。
RN_USER_CONNECT_FILE
RN_GROUP_CONNECT_FILE
対処方法
環境変数「RN_USER_CONNECT_FILE」、「RN_GROUP_CONNECT_FILE」に正しいディレクトリの絶対パス名を指定してください。ファイルには、Navigatorサーバに接続するユーザが参照できる権限を設定してください。
詳細は、“Navigator Server セットアップガイド Vol.1”を参照してください。
サーバが混みあっています.しばらく時間をおいてから操作をしてください.(code:%1)
意味
Websightの接続数の上限値に達しているので、ログオンできません。
パラメタ
%1:内部コード
対処方法
しばらくしてログオンを試みてください。
それでも解決しない場合は、管理者に連絡してください。
管理者は以下の対処を行ってください。
rn_showuserコマンドで、現在接続しているWebsightのユーザを確認してください。
必要のないWebsightの接続をログオフすることで、ログオンできるようになります。
必要に応じて、Websightの接続数制限数を増やしてください。
IPアドレスによりログオンが規制されています。
意味
ログオンを規制されているため、実行した環境のIPアドレスでのログオンはできません。
対処方法
システム管理者に連絡してください。
システム管理者はログオン規制の設定状況を確認の上、ログオン規制の対処を行ってください。