9.2.4 範囲型管理ポイントの作成

範囲型の管理ポイントの作成方法を説明します。

管理者によって管理ポイント設定の操作を制限されている場合は、一般利用者は管理ポイントの作成などはできません。

データ項目から作成を行った場合は“9.2.1 カテゴリ型管理ポイントの作成（データ項目から作成）”を参照して、1.から3.の操作を行います。
→[カテゴリ方法]画面が表示されます。
カテゴリの定義方法を指定します。
1. [データの範囲で分類]を選択します。
2. [次へ]ボタンをクリックします。
  →[カテゴリの編集（連続した区間で分割）]画面が表示されます。
管理ポイントを構成する、カテゴリを定義します。
1. 境界値の並び順を[並び順]コンボボックスで確認します。初期表示時は[昇順]（大きい値に向かって並べる）になっています。小さい値に向かって並べたい場合は、[降順]に変更します。
2. カテゴリの境界値を始まりの値に含めるか、終わりの値に含めるかを確認します。初期表示時は[カテゴリに境界値の始まりを含める]チェックボックスがチェックされています。終わりの値に含める場合には、チェックをはずします。
3. [境界値]にカテゴリの始まりとなる値を入力して、[挿入]ボタンをクリックします。[カテゴリ一覧]の[境界値（始）]に追加され、[カテゴリラベル]も自動的に生成されます。
4. 複数のカテゴリを追加する場合は、c)の操作を繰り返します。
  また、現在のデータの最小値から最大値を等分割して一括定義することもできます。その場合は、[等分割]ボタンをクリックします。
  最小値から最大値を等分割して一括定義します。
  等分割を実行すると、それまで定義していたカテゴリはすべてクリアされますので、確認の後実行してください。
  当分割の操作方法については、後述します。
5. [次へ]ボタンをクリックします。
  →[管理ポイント名の設定]画面が表示されます。
管理ポイントの「名前」、「注釈」、「作成者」を設定します。
1. [名前]入力フィールドは必ず入力してください。
2. [注釈]入力フィールドと[作成者]入力フィールドは任意で入力します。
  [注釈]入力フィールドは管理ポイントを識別するためのコメントを入力しておくと便利です。また、[作成者]入力フィールドには、修正前の作成者が入っているので、必要に応じて修正してください。
3. [次へ]ボタンをクリックします。
  →[登録先グループの選択]画面が表示されます。
管理ポイントを登録するグループを選択します。
1. [辞書の種別]コンボボックスで、管理ポイントを登録する辞書の種別を択します。
  →[共通]を選択すると、共通辞書のグループ一覧が表示されます。
  →[個人]を選択すると、個人辞書のグループ一覧が表示されます。
2. [グループ一覧]から登録先のグループを選択します。
3. [完了]ボタンをクリックします。
  →[管理ポイント]画面に、作成した管理ポイントが表示されます。

等分割

等分割は、現在のデータの最小値から最大値を等分割して一括定義します。

操作は、[カテゴリ等分割]画面で行います。

当分割の操作について、以下に説明します。

データの最小値から最大値までを等分割する場合
1. [カテゴリの編集（連続した区間で分割）]画面の[当分割]ボタンをクリックします。
  →[カテゴリ等分割]画面が表示されます。
2. [個数で分割]を選択します。
3. 「個」に分割する個数を入力します。
4. [OK]ボタンをクリックします。
  →[カテゴリの編集（連続した区間で分割）]画面が表示されます。
データの最小値から最大値までを指定幅ごとに等分割する場合
1. [カテゴリの編集（連続した区間で分割）]画面の[当分割]ボタンをクリックします。
  →[カテゴリ等分割]画面が表示されます。
2. [値で区切って分割]を選択します。
3. 「ごと」に分割する値を入力します。
4. [OK]ボタンをクリックします。
  →[カテゴリの編集（連続した区間で分割）]画面が表示されます。