ページの先頭行へ戻る
Interstage Navigator ServerV9.6.0 ユーザーズガイド(Windowsクライアント編)
FUJITSU Software

6.1.1 アラーム機能を設定する

アラーム機能の設定方法について説明します。

アラーム機能は、アラーム機能を有効に設定してから、アラーム条件を指定します(アラーム機能を有効にすると指定した条件どおりに色が付きます)。

アラーム機能は、問い合わせ前に設定する方法と、問い合わせ結果を表示してから設定する方法の2種類があります。

以下に、それぞれの設定方法を説明します。

問い合わせ前に設定する

問い合わせ前に、アラーム機能の有効と、アラーム条件を指定する方法を説明します。

アラーム機能から問い合わせ実行までは、以下のような手順になります。

  1. アラーム機能を有効にする

  2. アラーム条件を指定する

  3. 問い合わせを実行する

アラーム機能を有効にする

アラーム機能を有効にする設定手順を以下に示します。

  1. Navigator Windowsクライアントを起動します。

  2. [ツール]メニューから[オプション]を選択します。

    [レイアウトの指定]画面が表示されている場合は、[レイアウトの指定]画面を閉じてから、操作してください。

    →[オプション]画面が表示されます。

  3. [画面]タブで、[アラーム機能を使用する]チェックボックスをチェックします。

注意

  • データ項目の型が文字型のとき、集計方法が「集計表」で、「件数(すべて)、件数(NULL値)、件数(NULL値を除く)、件数(重複を除く)」の場合に、アラーム条件が有効になります。

  • データ項目の型にかかわらず、ABC集計を指定した場合は、無効になります。

アラーム条件を指定する

アラーム条件を指定する手順を以下に示します。条件は、10個まで指定できます。

  1. Navigator Windowsクライアントを起動します。

  2. [レイアウトの指定]画面で、問い合わせレイアウトを作成します。

  3. [レイアウトの指定]画面で、アラーム条件を指定するデータ項目を選択し、[項目の詳細指定]ボタンをクリックします。

    →[データ項目の詳細指定]画面が表示されます。

  4. [アラーム条件]タブを選択します。

    →アラーム条件を指定する画面が表示されます。

  5. [対象]から、アラーム条件の対象となるセルを選択します。

    対象のセルは、以下から選択してください。

    • 計のセル以外:総計、中計など以外のセルが対象になります。

    • 計のセルのみ:総計、中計などのセルが対象になります。

    • 全てのセル:すべてのセルが対象になります。

  6. [追加]ボタンをクリックします。(条件がすでに設定されていて、変更したい場合は、条件を選択して、[変更]ボタンをクリックします。)

    →[アラーム条件設定]画面が表示されます。

  7. アラーム条件の範囲を追加します。

    • ある一定の範囲で条件を指定する場合

      左側のテキストボックスに範囲となる条件の値を入力して、右側のプルダウンメニューから、以下のどれかを指定してください。

      • 以上

      • より大きい

      • より小さい

      • 以下

    • 直接、値を指定する場合

      左側のテキストボックスに範囲となる条件の値を入力して、右側のプルダウンメニューから、以下のどれかを指定してください。

      • 等しい

      • 等しくない

    • NULL値と等しいを指定する場合

      右側のプルダウンメニューから、[NULL値と等しい]を指定してください。

  8. セルの色や文字色を変える。

    アラーム条件に一致した場合にセルに付く色や、文字色を指定します。

    1. [文字色]ボタン、または[背景色]ボタンをクリックします。

      →[色の指定]画面が表示されます。

    2. 指定する色を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

      →[アラーム条件指定]画面に戻り、[セルのプレビュー]が指定した色に変更されます。

  9. 表示アイコンを変える。

    [セルのプレビュー]プルダウンメニューから、表示方法を選択します。表示アイコンは、「イメージなし」と10種類のイメージが用意されています。

    ポイント

    任意のイメージに変更することもできます。その場合は、「Navigator Windowsクライアントインストールディレクトリ\bin」配下の以下の画像を置き換えてください。

    • org_navi_01.bmp

    • org_navi_02.bmp

    • org_navi_03.bmp

    • org_navi_04.bmp

    • org_navi_05.bmp

    • org_navi_06.bmp

    • org_navi_07.bmp

    • org_navi_08.bmp

    • org_navi_09.bmp

    • org_navi_10.bmp

  10. [OK]ボタンをクリックします。

    →[データ項目の詳細設定]画面に戻り、アラーム条件リストに指定した条件が追加されます。

    ポイント

    アラームの条件は「OR」で結合されます。アラーム条件リストの上段の条件ほど優先順位が高くなります。アラーム条件リストの順番を入れ替えるときは、右側にある上下の矢印ボタンで変更してください。

  11. [OK]ボタンをクリックします。

    →[レイアウトの指定]画面に戻ります。

ポイント

  • アラーム条件の範囲を指定する場合は、以下の点に注意してください。

    • 表側のないブレーク帳票では、合計行も計以外のセルとみなします。

  • 任意の表示アイコンのイメージを利用する場合は、以下の点に注意してください。

    • ビットマップファイルのサイズの制限はありませんが、表示するときには「セルの高さ」×「セルの幅」に拡縮されます。あまりサイズを大きくすると表示する時につぶれてしまいます。

    • ビットマップファイル名は提供されたファイル名以外は使用できません。

問い合わせを実行する

アラーム機能の設定が完了したら、問い合わせを実行します。

問い合わせを実行すると、アラーム条件に従って、以下のように問い合わせ結果に色が付きます。

問い合わせ結果を表示してから設定する

問い合わせ結果を表示してから、アラーム機能を設定する方法を説明します。

問い合わせ実行から、アラーム機能の設定までは、以下のような手順になります。

  1. 問い合わせを実行する

  2. アラーム機能を有効にする

  3. アラーム条件を指定する

問い合わせを実行する

[レイアウトの指定]画面で、問い合わせレイアウトを作成し、問い合わせを実行します。

アラーム機能を有効にする

アラーム機能を有効にするには、問い合わせ結果の画面で、[表示]メニューの[アラーム機能を使用する]にチェックを入れてください。

注意

  • データ項目の型が文字型のとき、集計方法が「集計表」で、「件数(すべて)、件数(NULL値)、件数(NULL値を除く)、件数(重複を除く)」の場合に、アラーム条件が有効になります。

  • データ項目の型にかかわらず、ABC集計を指定した場合は、無効になります。

アラーム条件を指定する

アラーム条件を指定する手順を以下に示します。条件は、10個まで指定できます。

  1. [問い合わせ表]メニューから、[アラーム]を選択します。

    →[アラーム]画面が表示されます。

  2. [対象]から、アラーム条件の対象となるセルを選択します。

    対象のセルは、以下から選択してください。

    • 計のセル以外:総計、中計など以外のセルが対象になります。

    • 計のセルのみ:総計、中計などのセルが対象になります。

    • 全てのセル:すべてのセルが対象になります。

  3. [追加]ボタンをクリックします。(条件がすでに設定されていて、変更したい場合は、条件を選択して、[変更]ボタンをクリックします。)

    →[アラーム条件設定]画面が表示されます。

  4. アラーム条件の範囲を追加します。

    • ある一定の範囲で条件を指定する場合

      左側のテキストボックスに範囲となる条件の値を入力して、右側のプルダウンメニューから、以下のどれかを指定してください。

      • 以上

      • より大きい

      • より小さい

      • 以下

    • 直接、値を指定する場合

      左側のテキストボックスに範囲となる条件の値を入力して、右側のプルダウンメニューから、以下のどれかを指定してください。

      • 等しい

      • 等しくない

    • NULL値と等しいを指定する場合

      右側のプルダウンメニューから、[NULL値と等しい]を指定してください。

  5. セルの色や文字色を変える。

    アラーム条件に一致した場合にセルに付く色や、文字色を指定します。

    1. [文字色]ボタン、または[背景色]ボタンをクリックします。

      →[色の指定]画面が表示されます。

    2. 指定する色を選択し、[OK]ボタンをクリックします。

      →[アラーム条件指定]画面に戻り、[セルのプレビュー]が指定した色に変更されます。

  6. 表示アイコンを変える。

    [セルのプレビュー]プルダウンメニューから、表示方法を選択します。表示アイコンは、「イメージなし」と10種類のイメージが用意されています。

    ポイント

    任意のイメージに変更することもできます。その場合は、「Navigator Windowsクライアントインストールディレクトリ\bin」配下の以下の画像を置き換えてください。

    • navi_01.bmp

    • navi_02.bmp

    • navi_03.bmp

    • navi_04.bmp

    • navi_05.bmp

    • navi_06.bmp

    • navi_07.bmp

    • navi_08.bmp

    • navi_09.bmp

    • navi_10.bmp

  7. [OK]ボタンをクリックします。

    →[データ項目の詳細設定]画面に戻り、アラーム条件リストに指定した条件が追加されます。

    ポイント

    アラームの条件は「OR」で結合されます。アラーム条件リストの上段の条件ほど優先順位が高くなります。アラーム条件リストの順番を入れ替えるときは、右側にある上下の矢印ボタンで変更してください。

  8. [OK]ボタンをクリックします。

    →アラーム条件に従って、以下のように問い合わせ結果に色が付きます。

注意

  • アラーム条件の範囲を指定する場合は、以下の点に注意してください。

    • 表側のないブレーク帳票では、合計行も計以外のセルとみなします。

  • 任意の表示アイコンのイメージを利用する場合は、以下の点に注意してください。

    • ビットマップファイルのサイズの制限はありませんが、表示するときには「セルの高さ」×「セルの幅」に拡縮されます。あまりサイズを大きくすると表示する時につぶれてしまいます。

    • ビットマップファイル名は提供されたファイル名以外は使用できません。