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Interstage Navigator ServerV9.6.0 ユーザーズガイド(Windowsクライアント編)
FUJITSU Software

5.4.1 Excelからの利用

Excelのメニューに「Navigatorメニュー」を追加することで、Excelから、直接、Navigatorの問い合わせ結果を貼り付けることができます。

なお、その問い合わせ結果をExcelまたは罫線付きテキストとして保存する場合、データ中のカンマを継承することができます。

ここでは、ExcelからNavigatorを利用するための設定と、操作の流れについて説明します。

メニューの準備

NavigatorをExcelから利用するために、「[Navigator]メニュー」をExcelアドインに登録します。

以下に、設定方法設定方法の詳細は、Excelのマニュアル、またはヘルプを参照してください。

Excel 2019の場合の例
  1. Excelの[ファイル]タブから、[オプション]をクリックします。

    →Excelの[Excelのオプション]画面が表示されます。

  2. [アドイン]カテゴリをクリックします。

  3. [管理]ボックス一覧から[Excelアドイン]を選択し、[設定]ボタンをクリックします。

    →Excelの[アドイン]画面が表示されます。

  4. [参照]ボタンをクリックします。

    →Excelの[ファイルの参照]画面が表示されます。

  5. Navigatorが提供する以下のアドインを選択して[OK]ボタンをクリックします。

    Navigator Windowsクライアントインストールディレクトリ\bin\SymNavi.xla

    →Excelの[アドイン]画面-[有効なアドイン]に[Navigatorクライアント連携用ファイル]が追加されます。

  6. [有効なアドイン]の[Navigatorクライアント連携用ファイル]チェックボックスがONになっていることを確認し、[OK]ボタンをクリックします。

    →Excelの[アドイン]タブに[Navigator]メニューが追加されます。

操作の流れ

ExcelのシートにNavigatorによりデータベースから情報を取り出して貼り付ける場合、以下の操作があります。

ワークシートに貼り付ける場合

ここでは、以下の手順で操作します。

  1. Excelを起動し、ワークシート上で、データを貼り付けたい位置にカーソルを合わせます。

  2. [Navigator]メニューから、[カーソル位置に貼り付け]をクリックします。

    →[開く]画面が表示されます。

  3. 問い合わせファイルを選択します

    [開く]画面で、使用する問い合わせファイルを選択して、[OK]ボタンをクリックします。

    →ワークシートのカーソルの位置へデータが貼り付けられます。

    サーバに接続していない場合、問い合わせファイルを選択した後に、[サーバに接続]画面が表示されます。[サーバに接続]画面に、「ユーザ名」、「パスワード」などを指定してサーバに接続します。

注意

ごく一部の常駐ソフトで、Navigatorのプロセスに影響を与えることがあります。貼り付けがうまく行われない場合は、常駐ソフトを終了してから操作をやり直してみてください。

複数のワークシートに貼り付ける場合

ここでは、以下の手順で操作します。

  1. [Navigator Windowsクライアント]で、[ツール]メニューから、[オプション]を選択します。

    →[オプション]画面が表示されます。

  2. [出力形式]タブをクリックします。

    →[出力形式]を指定する画面が表示されます。

  3. [Excel出力オプション]の[改ページする(Excel 97-2003 形式)]チェックボックスをチェックし、改ページする基準となるカテゴリが何列目かを入力します。

  4. [OK]ボタンをクリックします。

    →[Navigator Windowsクライアント]画面に戻ります。

  5. [Navigator Windowsクライアント]画面を閉じます。

  6. Excelを起動します

  7. データを貼り付けるメニューを選択します。

    [Navigator]メニューから、[新しいブックを作成]をクリックします。

    →[ブックの作成]画面が表示されます。

  8. 作成するブック名を決定します。

    [ブックの作成]画面で、作成するファイル名を決定して、[保存]ボタンをクリックします。

    →[開く]画面が表示されます。

  9. 問い合わせファイルを選択します。

    [開く]画面で、使用する問い合わせファイルを選択して、[OK]ボタンをクリックします。

    →データを指定したファイル名のExcel新規ブックが作成されます。

    サーバに接続していない場合、問い合わせファイルを選択したあとに、[サーバに接続] 画面が表示されます。[サーバに接続]画面に、「ユーザ名」、「パスワード」などを指定してサーバに接続します。

注意

ごく一部の常駐ソフトで、Navigatorのプロセスに影響を与えることがあります。貼り付けがうまく行われない場合は、常駐ソフトを終了してから操作をやり直してみてください。

罫線なしで貼り付ける

ここでは、以下の手順で操作します。

  1. [Navigator Windowsクライアント]画面で、[ツール]メニューから[オプション]を選択します。

    →[オプション]画面が表示されます。

  2. [クリップボード]タブをクリックします。

    →[クリップボード]タブが表示されます。

  3. [Excel 97-2003 形式]のチェックをはずします。

  4. [OK]ボタンをクリックします。

    →[Navigator Windowsクライアント]画面に戻ります。

  5. Excelの画面の[Navigator]メニューから、[カーソル位置に貼り付け]を選択します。

    →罫線がついていないデータをExcelのワークシートに貼り付けることができます。

以降は、[オプション]画面の[クリップボード]タブの[Excel 97-2003 形式]のチェックを変更するまで、罫線なしの指定は有効です。

注意

ごく一部の常駐ソフトで、Navigatorのプロセスに影響を与えることがあります。貼り付けがうまく行われない場合は、常駐ソフトを終了してから操作をやり直してみてください。