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Interstage Navigator ServerV9.6.0 ユーザーズガイド(Windowsクライアント編)
FUJITSU Software

まえがき

本書の目的

本書は、Interstage Navigator Serverのユーザーズガイドです。

本書では、Interstage Navigator Server(以降、Navigatorと呼びます)のNavigator Windowsクライアントを使用して、レポートを作成したり、個人の管理ポイントを登録したりする方法について説明します。

Navigatorは、OLAP(OnLine Analytical Processing:オンライン分析処理)のためのソフトウェアです。本製品により、リレーショナルデータベースを利用したOLAPを、容易に実現できます。

本書の読者

本書は、Navigatorの一般利用者の方に読んでいただくように書いてあります。

一般利用者は、利用グループに属するデータベースの直接的な利用者であり、辞書の管理者が設定した環境でNavigatorを使用して、以下の作業を行います。

辞書の管理者とは、共通な目的でデータベースを利用するグループの管理者であり、Enterprise Editionを用いた運用における全社管理者や従来の部門別運用における部門管理者を意味します。

本書を読むためには、以下の知識が必要です。

本書の構成

本書の構成と内容は以下のとおりです。

1 Navigatorで作成できるレポート

Navigatorでは、管理ポイント(分析の切り口)を使用して、簡単にレポートが作成できます。ここでは、Navigatorで作成できるレポートについて記載します。

2 基本操作

Navigatorを使用して作成できるレポートの、基本となる操作を記載します。Navigatorで作成できるレポートの詳細は3章を参照してください。

3章 レポートをつくる

Navigatorを使用して作成できるレポートの、作成手順を記載します。さらに、必要な設定がある場合は、4章を参照してください。

4章 レポート作成時の各項目の詳細説明

レポートを作成する時に、必要に応じて行う詳細設定を記載します。

第5章 Excel/その他のアプリケーションと連携する

NavigatorとExcel/他のアプリケーションを連携して利用する方法について説明しています。

第6章 問い合わせ結果の表示を変える

問い合わせ結果の表示を、カスタマイズする設定方法を説明しています。

第7章 問い合わせ結果を詳しく分析する

問い合わせ結果のデータを分析して、必要なデータを絞り込む、ドリリング、およびスライス&ダイスの概要を記載します。

第8章 応用機能(エキスパートユーザ向け)

エキスパートユーザが、実行できる二次加工分析、イベントアナライザ、スクリプティング、およびクロスクエリについて記載します。

第9章 管理ポイントの作成

管理ポイントは、データに対する管理・分析の視点です。Navigatorは、管理ポイントを使用してデータを分類したり、対象データの絞り込みを簡単な操作で行うことができます。ここでは、一般利用者である個人によって定義・変更される「個人の管理ポイント」の作成方法について記載します。

10章 パーシャルテーブル機能

「パーシャルテーブル」は、一般利用者の指定により大規模なデータを絞り込んだテーブルです。ここでは、パーシャルテーブルの作成方法について記載します。

付録

管理者からのメッセージを参照する

Navigatorでは、「システム管理者」や「辞書の管理者」からメッセージを「一般利用者」に送信する機能があります。ここでは、「一般利用者」が受け取ったメッセージの受信、参照方法について記載します。

CSVファイルを参照する場合の注意

データソースにCSVファイルを参照する場合の注意事項として、利用できない機能を説明しています。

データソースにCSVファイルを参照する場合は、事前に利用できない機能を確認してください。

本書の読み方

バージョンの表記

本書でのバージョンの表記を以下に示します。

本書での表記

製品

9.6

9.6.0

製品の表記

Navigatorは、クライアント-サーバ型ソフトウェアです。本書では、サーバ側ソフトウェア(Navigatorサーバ)とクライアント側ソフトウェア(Navigator管理ツール、Navigatorクライアント)を総称して、「Navigator」と呼びます。

クライアント側ソフトウェアには、一般利用者向けのソフトウェアと、管理者向けのソフトウェアがあります。本書では、それぞれのソフトウェアを、以下のように呼びます。

製品ごとの機能差について

Interstage Navigator Serverには、以下のファミリー製品があります。以下の2製品を総称して、「Interstage Navigator」と表記しています。

各製品で使用できる機能が異なっています。製品ごとの機能差については、“Interstage Navigator Server 概説書”の“製品別機能差一覧”を参照してください。

本書で掲載されている画面について

本書で使用している画面は、読者にイメージをつかんでいただくものであり、製品と若干異なることがあります。

略称

本書での表記

正式名称(本書での表記も含む)

Windows 8.1

Windows® 8.1
Windows® 8.1 Pro
Windows® 8.1 Enterprise

Windows 10

Windows® 10 Home
Windows® 10 Pro
Windows® 10 Enterprise
Windows® 10 Education

Windows 11

Windows® 11 Home
Windows® 11 Pro
Windows® 11 Enterprise
Windows® 11 Education

Windows Server 2016

Microsoft® Windows Server® 2016 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2016 Standard
Microsoft® Windows Server® 2016 Essentials

Windows Server 2019

Microsoft® Windows Server® 2019 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2019 Standard
Microsoft® Windows Server® 2019 Essentials

Windows Server 2022

Microsoft® Windows Server® 2022 Datacenter
Microsoft® Windows Server® 2022 Standard
Microsoft® Windows Server® 2022 Essentials

Windowsサーバ

Windows Server 2016
Windows Server 2019
Windows Server 2022

RHEL7

Red Hat® Enterprise Linux® 7(for Intel64)

RHEL8

Red Hat® Enterprise Linux® 8(for Intel64)

RHEL

RHEL7
RHEL8

Excel

Microsoft® Excel

Word

Microsoft® Word

SQL Server

Microsoft® SQL Server™

Visual Basic

Microsoft® Visual Basic®

VBA

Microsoft® Visual Basic® Programming System Applications Edition

Visual C++

Microsoft® Visual C++®

Oracle

Oracle® Database Standard Edition 2
Oracle® Database Enterprise Edition

Solaris

Oracle Solaris

UNIX

Solaris
Linux

Symfoware Server

Symfoware Server(Nativeインタフェース)

Symfoware Server(Postgres)

Symfoware Server Client(Postgres)を使用して接続されたSymfoware Server(Postgres)

Symfoware Analytics Server

Symfoware Server Client(Postgres)を使用して接続されたSymfoware Analytics Server

Postgres

Enterprise Postgres ClientやSymfoware Server Client(Postgres)などにより接続された以下のPostgreSQLベースのデータベースの総称

  • Enterprise Postgres

  • Symfoware Server(Postgres)

  • Symfoware Analytics Server

Interstage Application Server

Interstage® Application Server Enterprise Edition
Interstage® Business Application Server Enterprise Edition

Charset Manager

Interstage® Charset Manager

輸出管理規制について

本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ、必要な手続きをおとりください。

商標

Microsoft、Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国、およびその他の国における登録商標です。

Windows Serverは、米国Microsoft Corporationの米国、およびその他の国における登録商標または商標です。

Excel、Wordは、米国Microsoft Corporationの製品です。

SQL Serverは、米国Microsoft Corporationの米国、およびその他の国における商標です。

OracleとJavaは、Oracle Corporationおよびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。

Visual Basic、Visual C++は、米国Microsoft Corporationの米国、およびその他の国における登録商標です。

Linuxは、Linus Torvalds氏の米国、およびその他の国における登録商標、あるいは商標です。

Red Hat、RPMおよびRed Hatをベースとしたすべての商標とロゴは、Red Hat, Inc.の米国、およびその他の国における登録商標、あるいは商標です。

Google Chromeは、Google Inc.の商標または登録商標です。

Interstage、Symfoware、Systemwalkerは、富士通株式会社の登録商標です。

SAP、SAPロゴ、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はSAP AGのドイツおよびその他世界各国における登録商標または商標です。

そのほか、本書に記載されている会社名、および製品名は、それぞれ各社の商標、または登録商標です。

出版年月及び版数

出版年月および版数

マニュアルコード

令和4年5月 第1.1版

B1WD-2890-13Z0(01)/B1WD-2890-13Z2(01)

令和4年2月 初版

B1WD-2890-13Z0(00)/B1WD-2890-13Z2(00)

変更履歴

変更内容

変更箇所

版数

Google Chromeの商標を明記

まえがき

第1.1版

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