Navigatorサーバの負荷分散システムの設定イメージ図
Navigatorサーバを負荷分散システムで運用する場合の設定イメージ図を以下に示します。
Navigatorサーバを負荷分散システムで運用するには、共用ディスクを用意します。共用ディスクに辞書ディレクトリ(管理情報ファイルなど)を配置し、分散した各ノードで、辞書ディレクトリを共有します。
また、分散させたNavigatorサーバから1台を、メンテナンス用ノードとして用意しておきます。
メンテナンス用ノード
負荷分散システムでは、辞書のセットアップ、更新は、1台のNavigatorサーバから行います。この辞書のセットアップ、更新を行うためのNavigatorサーバを「メンテナンス用ノード」と呼んでいます。
負荷分散システムを構成するNavigatorサーバから、それぞれ以下のようにメンテナンス用ノードを決めてください。
Symfoware/RDBの場合
キャピタルのサーバをメンテナンス用ノードとします。
Oracleの場合
負荷分散システムを構成しているNavigatorサーバから、任意の1台をメンテナンス用ノードとします。
メンテナンス用ノードは、特別な定義をする必要はありません。また、運用中は、分散対象のノードとしても使用することができます。
共用ディスク
負荷分散システムでは、各Navigatorサーバの辞書ディレクトリを共有して管理します。この共有する辞書ディレクトリを設置しているディスクを共用ディスクと呼んでいます。
共用ディスクは、Network File System(以下NFS)を利用して定義します。
Navigator Webコンポーネントの負荷分散システムの設定イメージ図
Navigator Webコンポーネントを負荷分散システムで運用する場合の設定イメージ図を以下に示します。
Navigator Webコンポーネントを負荷分散システム運用するには、Interstage Application Serverの機能で、分散構成にします。その場合、Interstage Application Serverで、GlassFish Serverクラスターの名前をそれぞれのWebサーバで、異なる名前を設定します。