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Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド UNIX編
FUJITSU Software

5.1.1 インベントリ収集機能を使用する場合

インベントリデータベースの作成

インベントリ情報をデータベースに保存するための動作環境を定義する手順を説明します。インベントリデータベースの作成は、プライマリノードで行います。

  1. 以下の場合、RDB管理情報専用パーティションを準備します。

    • RDB管理情報デバイスにRDB管理情報専用パーティション上の任意のディレクトリを指定している場合、RDB管理情報専用パーティションをマウントします。

    • Oracle Solaris Clusterで、RDB管理情報専用パーティションをGlobal File Systemで作成する場合、Systemwalker Centric Managerで使用する共有ディスク上のデバイスグループをプライマリノードへスイッチオーバします。

  2. 以下のコマンドを実行し、セットアップメニューを表示します。

    /opt/systemwalker/bin/MpDTPSetup

  3. [インベントリ管理セットアップメニュー]で、「1」(インベントリ管理環境作成)を選択します。

    フレームワークのデータベース作成が完了した時点で、インベントリデータベースは自動的に簡易作成されているため、初めてインベントリ環境を構築する場合は以下の確認画面が表示されます。

  4. インベントリ管理環境作成を継続すると、自動構築されているインベントリデータベースを削除します。問題がある場合は運用環境の退避(バックアップ)を実施してください。

    問題なければ「y」を入力し、インベントリ管理の環境をどこに作成するかを選択する画面を表示します。

  5. 「1」(DB用パーティション)を選択し、処理を続けます。
    (クラスタ環境でインベントリデータベースを作成する場合は、必ず「1」(DB用パーティション)を選択してください。)

  6. 「y」を入力し、データベース用デバイス設定画面を表示します。

    注意

    • デバイス名は115バイト以内で指定してください。

    • デバイス名に半角空白、タブ、カンマ「,」、コロン「:」、セミコロン「;」、単一引用符「'」、二重引用符「"」、逆引用符「`」、番号記号「#」、縦線「|」、括弧「(」、「)」、大括弧「[」、「]」、山形括弧「<」、「>」、等号「=」、アスタリスク「*」、アンパサンド「&」、ハット「^」、疑問符「?」、感嘆符「!」、円記号「\」、ドル記号「$」、およびマルチバイト文字は指定できません。

    【Solaris版】

    【Linux版】

  7. インベントリデータベース用ローデバイス名を入力し、インベントリデータベースの作成情報の確認画面を表示します。ここでは、共有ディスクのデバイス名を入力します。

    【Solaris版】

    【Linux版】

  8. RDB管理情報デバイスにRDB管理情報専用パーティション上の任意のディレクトリを指定している場合、RDB管理情報専用パーティションをアンマウントします。Oracle Solaris Clusterで、パーティションをGlobal File Systemで作成する場合はアンマウント不要です。

インベントリ収集の定義

ここでの設定は、運用管理クライアントで、ポリシーを作成、配付および適用することにより実施します。

インベントリの収集スケジュールと通知先を設定します。[資源配付]ウィンドウで、ポリシーを作成、配付することで設定します。通知先には、クラスタに登録したSystemwalker Centric Manager用グループのネットワーク名またはIPアドレスを指定してください。

設定方法については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編”を参照してください。