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Big Data Integration ServerV1.4.0 EDI連携編ユーザーズガイド
FUJITSU Software

2.4.6 検索用パラメータ定義更新API

2.4.6.1 概要

データ種別識別子ごとの検索用パラメータ名の定義内容を更新するためのWebAPIです。

本APIはシステム管理者が使用することを想定しています。

指定されたデータ種別識別子の検索用パラメータ名を指定された検索パラメータ名と同じになるように更新します。

既存の検索用パラメータ名が指定されなかった場合は、データテーブルにすでに登録されている検索用パラメータ値も削除されます。

検索用パラメータの定義更新の手順は下記の通りです。

  1. 現状の検索用パラメータを知らない場合は、検索用パラメータ定義取得APIを実行する。

  2. 本APIを実行し、定義を更新する。

検索用パラメータの定義を設定ファイルなどに記載していた場合は、ファイルとマスタデータの2か所を更新する必要がありますが、定義内容の取得後に更新とすれば更新手順の漏れが発生しにくくなります。

また、事前に検索用パラメータの定義内容を把握していれば、本APIの実施のみとなり、更新漏れを減らすことができます。

2.4.6.2 リクエスト設計

2.4.6.2.1 リクエストフォーマット

項目

備考

APIエンドポイント (相対URI)

/masterupdate

HTTPメソッド

POST

HTTPリクエストヘッダ

Content-Type

application/json

HTTPリクエストボディ

data_type

必須

データ種別識別子

任意の値(数字文字列)を指定することができます

例)

出荷予定データの場合:10
出荷確定データの場合:20

parameter_names

必須

検索用パラメータ名一覧

string配列

変換後の値を検索キーとする場合、下記のように指定してください

例) 変換後のファイルの内容が下記のようなxml形式のファイルの場合、\/test\/recode\/groupと指定

  <test>
    <recode group=”group1“ ></recode>
    <recode group=”group2“ ></recode>
</test>
例)
curl -i -s   -X POST http://<開発実行環境サーバのIPアドレス>:<ポート番号(注)>/masterupdate -H "Content-Type:application/json" -d "{\"data_type\":\"20\", \"parameter_names\":[\"xxxxx\"]}"
注)インベントリファイルのapi_tomcat_portに設定した値を指定

参照

Apahe Tomcatに配備されたAPIエンドポイント(相対URI)は、Apache Tomcatの設定により異なります。

Apache Tomcatに配備されたAPIエンドポイント(相対URI)の確認方法については、Apache Tomcatのオンラインマニュアルなどを参照してください。

2.4.6.3 レスポンス設計

2.4.6.3.1 レスポンスフォーマット

項目

備考

HTTPステータス

int(3桁)

正常時200、異常時は後述

HTTPレスポンスヘッダ

Location

リソース作成先URI

正常終了時、リソース作成場所を表示

Content-Type

application/json;charset=UTF-8

Transfer-Encoding

符号化方式

Date

日付

HTTPレスポンスボディ

parameter_names

検索用パラメータ名一覧

stringの配列

例)
HTTP/1.1 200
Location: /database/dbtech
Content-Type: application/json;charset=UTF-8
Transfer-Encoding: chunked
Date: Thu, 27 Jan 2022 10:35:46 GMT

{"parameter_names":["type3"]}
2.4.6.3.2 HTTPステータスコード

HTTPステータスコード

メッセージ

利用場面

200

OK

リクエストの処理に成功した

400

Bad Request

リクエスト違反(必須項目が空など)や他の400番台が適さない

401

Unauthorized

認証されていない、または認証に失敗した

403

Forbidden

認証以外の理由でリソースへアクセスできない

404

Not Found

サーバーがリクエストされたリソースを発見できない

408

Request Time-out

リクエストがタイムアウトした

415

Unsupported Media Type

サポートしていないメディアタイプが指定された

500

Internal Server Error

APIで障害が発生した

503

Service Unavailable

APIが一時的に処理を行うことができない

2.4.6.4 メッセージボディ

HTTPステータスコード

メッセージボディ

200

リソース内容を表示

400/500番台

エラーコードと説明文を表示

2.4.6.5 エラーメッセージ

形式

分類

内容

code

エラーの詳細な種類(HTTPステータスコードではない)

message

エラーメッセージ本文

例)
HTTP/1.1 503
Content-Type: application/json;charset=UTF-8
Transfer-Encoding: chunked
Date: Thu, 27 Jan 2022 08:08:06 GMT
Connection: close

{"error_codes":[{"code":"303","message":"Service unavailable"}]}

エラーリスト

HTTPステータスコード

エラーコード

内容

400

001

リクエストボディの形式が誤っている

400

002

データ種別識別子の値が設定されていない

400

008

検索用パラメータ名の値が設定されていない

400

101

データ種別識別子の値が不正である

400

108

検索用パラメータ名の値が不正である

(検索用パラメータ名の上限を超えた場合も含む)

401

201

認証用トークンによる認証に失敗した

403

202

アクセスが許可されていないユーザーのアクセスによる認可エラー

408

204

データへのアクセスがタイムアウトした

413

205

リクエストボディのサイズが上限値を超えた

500

301

予期せぬエラーが発生した場合

503

303

API側の不具合によるエラー

2.4.6.6 キャッシュ

POSTメソッドを用いるため無効

2.4.6.7 注意事項