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Big Data Integration ServerV1.4.0 検索編メッセージ集
FUJITSU Software

1.2 システムのログに出力されるメッセージ

システムが運用中に何らかのエラーを検出した場合などは、Shunsakuのシステムメッセージがシステムのログに出力されます。システムのログを監視することにより、システムの状況やエラーを認識することができます。

以下にメッセージの形式とメッセージに関する事項について説明します。


メッセージの出力形式

システムログ(syslog)に出力されるメッセージの出力形式を以下に示します。


形式
ラベル: エラー種別: メッセージコード: メッセージ本文 システム情報

意味

ラベル

SHNを表示します。

ただし、使用するOSやそのバージョンによって、<ラベル>の部分は編集されてシステムログ(syslog)に出力されることがあります。


エラー種別

エラー種別には、以下の3種類があります。

  • INFO : 情報

  • WARNING : 警告

  • ERROR : エラー


メッセージコード

エラー、警告または情報のメッセージコードを表示します。


メッセージ本文

エラー、警告または情報のメッセージを表示します。


システム情報

“Shunsaku System Name =”のあとに続けて、メッセージの出力を行ったShunsakuシステムのShunsakuシステム名を表示します。


出力例
UX:SHN[27817]: INFO: shn01100i: Initializing... (director) [shund1] Shunsaku System Name=shunsaku

メッセージの詳細

メッセージの詳細については、“第2章 shnではじまるメッセージ”を参照してください。

また、メッセージの詳細はshunprtmsgコマンドで参照することもできます。


表示例を以下に示します。

メッセージコード“shn01100i”の対処を表示する場合

shunprtmsg -shn 01100
shn01100i
Initializing... (s*) [t*]
[メッセージの意味]
  起動処理を開始します。
[パラメタの意味]
  s*: プロセス名
  t*: director識別子

注意

shunprtmsgコマンドで表示されるメッセージには、Shunsakuシステム名は表示されません。

参照

shunprtmsgコマンドについては、“コマンドリファレンス”を参照してください。

システムログ(syslog)に出力されるメッセージコードの種類については、“付録A システムのログに出力されるメッセージ一覧”を参照してください。