システムが運用中に何らかのエラーを検出した場合などは、Shunsakuのシステムメッセージがシステムのログに出力されます。システムのログを監視することにより、システムの状況やエラーを認識することができます。
以下にメッセージの形式とメッセージに関する事項について説明します。
メッセージの出力形式
システムログ(syslog)に出力されるメッセージの出力形式を以下に示します。
ラベル: エラー種別: メッセージコード: メッセージ本文 システム情報
SHNを表示します。
ただし、使用するOSやそのバージョンによって、<ラベル>の部分は編集されてシステムログ(syslog)に出力されることがあります。
エラー種別には、以下の3種類があります。
INFO : 情報
WARNING : 警告
ERROR : エラー
エラー、警告または情報のメッセージコードを表示します。
エラー、警告または情報のメッセージを表示します。
“Shunsaku System Name =”のあとに続けて、メッセージの出力を行ったShunsakuシステムのShunsakuシステム名を表示します。
UX:SHN[27817]: INFO: shn01100i: Initializing... (director) [shund1] Shunsaku System Name=shunsaku
メッセージの詳細
メッセージの詳細については、“第2章 shnではじまるメッセージ”を参照してください。
また、メッセージの詳細はshunprtmsgコマンドで参照することもできます。
表示例を以下に示します。
メッセージコード“shn01100i”の対処を表示する場合
shunprtmsg -shn 01100 shn01100i Initializing... (s*) [t*] [メッセージの意味] 起動処理を開始します。 [パラメタの意味] s*: プロセス名 t*: director識別子
注意
shunprtmsgコマンドで表示されるメッセージには、Shunsakuシステム名は表示されません。
参照
shunprtmsgコマンドについては、“コマンドリファレンス”を参照してください。
システムログ(syslog)に出力されるメッセージコードの種類については、“付録A システムのログに出力されるメッセージ一覧”を参照してください。