StudioまたはApworksを利用したWebアプリケーション開発の簡単な流れを以下に説明します。詳細はInterstage StudioまたはApworksの以下のオンラインマニュアルを参照してください。
Apdesigner プログラマーズガイド
Apdesigner ユーザーズガイド
Apdesigner チュートリアル
StudioまたはApworksを利用した開発の流れを以下の図に示します。
図K.1 StudioまたはApworksを利用した開発の流れ
作成するアプリケーションに沿ったプロジェクトを作成します。プロジェクトの作成は、生成ウィザードとの対話で簡単に作成することができます。ShunsakuのWebアプリケーションを開発する場合には、「Webアプリケーションプロジェクト(Apcoordinator)」を選択してください。
Shunsakuからの検索結果を画面表示するWebアプリケーションのひな形を自動生成します。開発者は、必要最小限の開発量で効率的に開発することができます。Shunsakuに対する更新処理については、StudioまたはApworksによるひな形生成を行わないため、自動生成されたShunsakuアクセスクラスやビジネスクラスにJava APIを使用した更新処理を、開発者が記述してください。
検索結果のXML文書とレコードIDを格納するクラスです。
データクラスは、Shunsakuアクセスソース生成ウィザードの[データクラスの定義]ページで定義した情報をもとに生成されます。
Webアプリケーションがクライアントとの間で入出力するデータを格納するクラスです。
com.fujitsu.uji.DataBeanクラスを継承して作成し、JavaBean形式でプロパティを作成します。
Shunsakuにアクセスする代表的なモデルを例に自動生成されるWebアプリケーションの構成図を以下に示します。
図K.2 自動生成されるWebアプリケーションがShunsakuにアクセスする構成
各処理の内容は以下のとおりです。
(1)検索画面に入力された文字列をアプリケーションに渡す。
(2)取得した文字列をアクセスクラスに渡し、検索条件などを設定する。
(3)Shunsakuから検索結果を取得する。
(4)各検索結果のXML構造を解析し、適切なデータクラスを作成する。
(5)検索結果をもとにリストを作成し、データBeanに設定する。
(6)検索結果リストを表示する。
(7)検索結果リストから選択された結果を取得する。
(8)選択された結果のデータ全体を、結果のデータクラスに合わせたJSPファイルを使用して表示する。
作成・編集したソースコードを簡単にビルドできます。
作成したWebアプリケーションを簡単に実行できます。
作成したWebアプリケーションに誤りがあった場合、デバッガを使用して論理的な誤りを検出することができます。