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Big Data Integration ServerV1.4.0 検索編アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

H.5 アプリケーションの設計

XML変換機能の入出力のオブジェクトを以下に示します。


図H.5 XML変換機能の入出力のオブジェクト


ResultSetオブジェクトは、java.sql.ResultSetインタフェース実装クラスのインスタンスです。その他のオブジェクトは、XML変換機能が提供するクラスのインスタンスです。
変換の元となる結果表は、ResultSetオブジェクトです。
XMLGeneratorオブジェクトは、GeneratorMapオブジェクトとResultSetオブジェクトを入力として、複数のXML文書の集合であるDocumentFountainオブジェクトを生成します。ユーザはDocumentFountainオブジェクトから、目的のXML文書を取り出します。

また、CSVファイルからResultSetオブジェクトを作成する場合、アプリケーションを作成する必要があります。
CSVファイルからResultSetオブジェクト作成時の入出力のオブジェクトを以下に示します。


図H.6 CSVファイルからResultSetオブジェクト作成時の入出力のオブジェクト


CSVResultSetオブジェクトは、java.sql.ResultSetインタフェースを実装したものであり、XMLGeneratorへの入力とすることができます。

XMLGeneratorは、マッピングルールの指定によって多様な形式でXML文書を取り出すことができます。また、完全なXML文書ではなく、その一部分として取り出したり、1つの結果表から複数のXML文書に分割することも可能です。
以下の出力形式でXML文書を取り出すことができます。

注意

Shunsakuの検索用データを作成するには、データをファイルで用意します。