XML変換機能の入出力のオブジェクトを以下に示します。
図H.5 XML変換機能の入出力のオブジェクト
ResultSetオブジェクトは、java.sql.ResultSetインタフェース実装クラスのインスタンスです。その他のオブジェクトは、XML変換機能が提供するクラスのインスタンスです。
変換の元となる結果表は、ResultSetオブジェクトです。
XMLGeneratorオブジェクトは、GeneratorMapオブジェクトとResultSetオブジェクトを入力として、複数のXML文書の集合であるDocumentFountainオブジェクトを生成します。ユーザはDocumentFountainオブジェクトから、目的のXML文書を取り出します。
また、CSVファイルからResultSetオブジェクトを作成する場合、アプリケーションを作成する必要があります。
CSVファイルからResultSetオブジェクト作成時の入出力のオブジェクトを以下に示します。
図H.6 CSVファイルからResultSetオブジェクト作成時の入出力のオブジェクト
CSVResultSetオブジェクトは、java.sql.ResultSetインタフェースを実装したものであり、XMLGeneratorへの入力とすることができます。
XMLGeneratorは、マッピングルールの指定によって多様な形式でXML文書を取り出すことができます。また、完全なXML文書ではなく、その一部分として取り出したり、1つの結果表から複数のXML文書に分割することも可能です。
以下の出力形式でXML文書を取り出すことができます。
String
Stream
ファイル
DOMツリー
SAX
注意
Shunsakuの検索用データを作成するには、データをファイルで用意します。