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Big Data Integration ServerV1.4.0 検索編アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

H.1.1 データベースからXML文書への変換

XML変換機能は、データベースより返却される結果を、指定されたマッピングルールに基づき、XML文書に変換します。

データベースより返却される結果は、ResultSetオブジェクトとして得ることができます。ResultSetオブジェクトは、データベースのスキーマや検索方法にかかわらず、行と列からなる単一の2次元の表形式です。この2次元の表を“結果表”と呼びます。
XML変換機能では、このResultSetオブジェクトを、指定された変換ルールに従ってXML文書に変換します。
変換ルールはXML形式によるマッピングルールとしてユーザが作成するものであり、マッピングルールファイルとしてあらかじめ用意しておく必要があります。
マッピングルール内には、結果表のどの列がXML文書のどの要素または属性に対応するのかを示す変換ルールを記述します。

マッピングルールの詳細については、“付録I XML変換機能のAPI”を参照してください。


図H.2 マッピングルール