複数のShunsaku Fileに対する更新を、1つのトランザクションとして取り扱う場合の注意事項について説明します。
複数のShunsaku Fileを1つのトランザクションで扱う例で、fileAを動的変更(shunsyscfgeditコマンドを実行)する場合には、以下のような動作となります。
図9.2 トランザクションに関係するShunsaku Fileの場合
注意
複数のShunsaku Fileに対する更新処理を、1つのトランザクションで実施する場合、Shunsaku Fileを切り替えるときに、切替え前のShunsaku Fileに対してもアクセスが実行されます。このため、切替え前のShunsaku Fileに異常が発生している場合には、Shunsaku Fileの切替えに失敗しトランザクションはロールバックされます。
トランザクションに関係するShunsaku Fileの動的変更を実施した場合、コネクションは切断され、トランザクションもロールバックされます。
図9.3 トランザクションに関係のないShunsaku Fileの場合
上記の図のようにトランザクションが発生していなければ、コネクションは継続し、エラーも発生しません。
参照
アプリケーションとshunsyscfgeditコマンドの競合関係の詳細については、“導入・運用ガイド”の“競合関係”を参照してください。