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Big Data Integration ServerV1.4.0 検索編アプリケーション開発ガイド
FUJITSU Software

8.2.1 プレソート定義ファイルの作成

プレソート定義ファイルは、事前にソートしておくためのソート式を指定するファイルです。

プレソート定義ファイルは、“director用動作環境ファイル”のPreSortFileパラメタで指定します。

プレソート定義ファイルの内容は、以下の形式で記述してください。


図8.2 プレソート定義ファイルの定義


ソート定義ファイルに記述するソート式は、アプリケーションに記載するソート式と同じ形式で指定してください。

参照

  • テキスト式の詳細な書式は、“B.2.2 テキスト式”を参照してください。

  • 属性式の詳細な書式は、“B.2.3 属性式”を参照してください。

  • ソート式の詳細な書式は、“B.5 ソート式”を参照してください。


プレソート定義ファイルを変更した場合は、Shunsakuシステムを再起動してください。


以下に、プレソート定義ファイルの指定方法について、説明します。


注意

  • プレソート定義ファイルは、director用動作環境ファイルと同時にバックアップする必要があります。

  • プレソート機能を使用する場合には、ファイル資源およびメモリ資源を考慮する必要があります。それぞれの見積りの詳細については、“導入・運用ガイド”の“資源の見積り”を参照してください。


以下にプレソート定義ファイルの例を記述します。

# プレソート定義ファイル
/doc/job/Name/text() DESC
/doc/job/Salary/text()
/doc/job/Name/text(), /doc/job/Holiday/text(), /doc/job/EntryData/text() DESC

注意

テキスト式で指定したテキストノードまたは属性式で指定した属性ノードが同一文書中に複数存在する場合は、先頭のテキストノードの値または属性ノードの値を利用します。以下の場合、先頭のデータだけがソート対象要素ノードとなり、それ以降のデータはソート対象要素外です。