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Big Data Integration ServerV1.4.0 加工編リファレンス集
FUJITSU Software

4.7.2 xml_convert関数

xml_convert関数は、項目参照で示される文字列をXMLテキスト表現形式に変換します。

連結機能のリターン式に出力形式が指定されたときだけ、本関数が指定できます。

xml_convert関数の書式を以下の図に示します。

図4.36 xml_convert関数の書式


特殊記号「<,>,”,’,&」を実体参照文字列に変換します。

変換規則を以下に示します。

入力データの特殊文字

変換後の実体参照文字列

<

&lt;

>

&gt;

&

&amp;

'

&apos;

"

&quot;


参照

  • 項目参照については、“3.1.9 項目参照”を参照してください。

  • 実体参照については、“導入・運用ガイド”の“実体参照の扱い”を参照してください。


復帰値

変換が正常に動作した場合は、文字列を返します。


例1

$内容をXMLテキスト表現形式に変換する場合

xml_convert($内容)

入力データ:これは"データ"です。
結果データ:これは&quot;データ&quot;です。

例2

$メモをXMLテキスト表現形式に変換する場合

xml_convert($メモ)

入力データ:<A>'B
結果データ:&lt;A&gt;&apos;B

ポイント

変換せずに入力データをそのまま出力したい場合は、ListDefパラメタに“asis_text関数”を指定します。

  • asis_text関数の利用方法については、“導入・運用ガイド”の“特殊な文字を含んだデータを出力する”を参照してください。

  • asis_text関数の仕様については、“1.3.2 連結条件ファイル”の“ListDef” を参照してください。