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Big Data Integration ServerV1.4.0 加工編リファレンス集
FUJITSU Software

4.3.1 val関数

val関数は、項目参照で示す文字列から数値だけを抜き出します。

val関数の書式定義を以下に示します。

図4.8 val関数の書式

参照

項目参照については、“3.1.9 項目参照”を参照してください。


小数部桁数

小数部桁数を指定すると、値を返す際に指定された桁より下の桁を切り捨てた値を返します。

  • 小数部桁数の範囲は、-18~18です。

  • 小数部桁数が省略されると、小数点以下最大18桁までの値が有効になります。

  • 小数部桁数が負数の場合には、小数点の左桁(整数部)が切り捨てられます。

切り捨てる前の値

123456789012345678.1234567890123456789

表4.4 切り捨てた後の値

小数部桁数

切り捨てた後の値

省略時

123456789012345678.123456789012345678

0

123456789012345678

1

123456789012345678.1

-1

123456789012345670

18

123456789012345678.123456789012345678

-18

0


復帰値

変換が正常に動作した場合は、数値型を返します。


$住所が“静岡県沼津市右町100”の場合

val($住所)

数値の“100”だけを出力します。