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Big Data Integration ServerV1.4.0 加工編リファレンス集
FUJITSU Software

3.4 グループ式

グループ式とは、入力データをグループ化するための条件を表現したものです。グループ式に指定された項目の内容をキーとし、同じキーを持つ文書を1つのグループとして扱います。グループ項目をカンマ(,)で区切って複数指定することで、階層的にグループ化できます。
またグループ式は、出力結果の順序を指定できます。
出力データは、グループキーで昇順にソートされた順で、グループ単位で出力されます。
閉じ中括弧(})を指定することで、上位の階層のグループに対する集計結果や、入力データ全体を1つのグループと扱った場合の集計結果を出力できます。
閉じ中括弧(})を指定しない場合は、最も深い階層のグループに対する集計結果だけが出力されます。

ポイント

入力ファイルタイプがXMLの場合、グループ式で指定した項目が、繰返し項目として複数存在するときは、先頭の項目がグループキーとなります。

注意

以下の場合、グループ式に指定できる項目数は、本製品のV1.1以前のバージョンと同様に最大8項目となります。

  • shunanalyzeコマンド

    analyze用動作環境ファイにWorkFolderパラメタを指定し、かつ集計条件ファイルにMemorySizeパラメタを指定しない場合

  • 統合定義コマンド(deex)

    処理条件定義部:AnalyzeのWorkFolderタグを指定し、かつMemorySizeタグのMemorySizeを指定しない場合

  • C API

    AsisSetWorkFolderAnalyze関数(注)を使用した場合

    注) Interstage Data Effectorの互換機能

WorkFolderパラメタを指定するときは、MemorySizeパラメタと組み合わせて指定することを推奨します。